聖週間 | 海苔巻おにぎり雑記帳

海苔巻おにぎり雑記帳

コレクターな夫と愛犬たちとの過酷なローマ暮らし。を経てアルプスの麓のヴァッレダオスタ州へ引越し。丘の家の暮らしは最高~♪かな?

今年の復活祭は3月23日ですねぇ。
キリスト教徒にとって、最も重要な祭日でございます。

復活祭前40日(日曜日を含んで数えると46日)灰の水曜日から、イエス・キリストが荒野で断食をして祈った日々を思い、肉を断つ聖なる人々も多いだろうけども、私は肉食べてますねぇm(。・ε・。)mスイマソ-ン
昔の人々は灰の水曜日から肉を食べなかったので、その前の数週間は謝肉祭(カーニバル)で大いに盛り上がっていたわけですが、今現在の謝肉祭にはそんな宗教的背景は感じられませんなぁ。。。
仮装してお出掛け?みたいな子供の行事になりつつあるようです。

復活祭前1週間、枝の主日(イエス・キリストがエルサレム入城した記念)のミサでは主の受難の朗読が行われます。祝福されたオリーブの枝(国によって植物の種類はちがいますが・・)を頂けます。
実際のところ、クリスマスと復活祭の時にしか教会に行かない人も多い(苦笑)んで、この時期、いつもはガラッとしてる時間帯のミサも超満員(笑)。さすがパスタの国の人々、自己中(笑)。

んでもって、今日は主の晩餐の日です。
夕方からイエス・キリストが弟子たちの足を洗った記念のミサがあります。

いよいよ明日は主の受難の日でございます。イエス・キリストが十字架に掛けられ肉体の死を迎えられた日でございますからして、この日はいくらなんでもの私でも断食です。

聖職者の皆様は復活祭を迎える朝まで寝ずに祈っておられることと思いますが、私は前夜祭、寝ちゃいますm(。・ε・。)mスイマソ-ン
そして聖なる復活の日を迎えるわけでございます。アレルヤ!

生きることの目的と死ぬことの意味を知ることが宗教の意義だと私は思っています。
重要なのは宗教の種類ではなく、死を迎える瞬間までどのように生きるかということではないでしょうか。
時にその意味を間違った解釈で捉え世界は混乱していますが、全宗教聖人が説いているのは平和というごくシンプルなことなんだけどね。恨みや復讐からは真の平和は生まれないよ。

あらあら、ごめんなさい。私、超真面目に力説しちゃってるわ。
やめましょう(笑)。

それではみなさま。喜びと平和を♪