釣り禁になった漁港、悲しんでいるのは『来てほしくない様な釣りをする人達以外のみんな』なんだよと言いたい。
『子どもたちの釣り場を守りたい』っていうのは、地域の人たちも感じていることでもあるし、釣りをやり倒した先に鮮明になってくる共通した願いなんだと思う。
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恐怖と楽しみがとまんない
ドキドキと興奮がとまらない
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これはブルーブルーの村岡さんのYouTube動画内で
少年「ヒロッチ君」が魚を釣って発した言葉です。
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2023年7月31日、本日。
有料で漁港釣りができる、予約アプリである「海釣りGO!」の運用がスタートします。
(画像はスクショしたものを元にしています)
YouTube「マサッチ釣りchannel」で先行取材された動画が同チャンネルで公開されて、そこにはこの有料漁港釣り予約の仕組みをつくった方々が出演して少し話されていました。
漁師さんと釣りに来た人の間で起こった「決定的なトラブル」から釣り禁止になった西伊豆の人気釣り場だった「田子漁港」。
その漁港から、この釣り場予約アプリ「海釣りGO!」がスタートします。
(村岡さんのチャンネル画面をコラージュしたものです)
その地域で生まれ育った釣り人と、その地域に惚れて移り住んできた釣り人が、漁協や漁師さんたち、そして行政に働きかけて実現した様子をさらっと語られる訳ですが、特筆すべきは先述の「ヒロッチ君」の言葉ともう一つ。
「子どもたちの釣り場を奪うのは忍びない」という共通の思いに立脚されたこと。
日の出の暖かみを、ジリっと皮膚が感じとる様な希望を見せてくれました。
(画像はスクショしたものを元にしています)
先ずは先立って運用を開始される田子漁港さんのとりくみが軌道にのってくれることを願わずにはいられませんね。
そしてもう一つだけ紹介しておきたいのは、港が釣り禁止になってからというもの、その地域の商店さんの売り上げも実際に落ちたということ。
日本全国で起きた「釣禁問題」は、コロナ禍でもできる遊びとして一気に新たな人を釣り場に向かわせたことが大きな影響の一つとされています。
釣りという楽しみは、日本に於いては特に、あまりにも身近で、それでありながら本来は面倒な注意点を要するもの。
それを近所の児童公園の滑り台をすべるが如く、良い意味でも悪い意味でも気負うことなく釣り場に大挙させてしまったのでしょう。
そんな負の連鎖を止めて、場所も心も開いた、其々の立場の人たちがこういう可能性を示してくれた。
一方で、昔から釣りをする人の中にも不要な(邪魔な)魚を陸に放置して干からびさせるような事で、恥ずかしい景色を生み出す人々も居たし、漁船やロープをルアーをかけてしまう事もおこっていたし、停泊中の漁船に乗って釣りするものだって居た。
こういう機会だからこそ、熟練者から率先して「面倒くさいヤツ」の役割を買って出て良い釣り場を残す一助を果たさなきゃなぁと思うところです。
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もののついでに以前から唱えている持論を紹介しておきます。
日本は釣りのライセンス制が難しいという話は動画内でも以前から紹介されています。
ライセンス制度をつくる前に、日本の法律の中であれば、「危険物取り扱い責任者制度」にすれば良いのです。
「釣り針等危険物取り扱い責任者講習」です。
その修了者が同行(単独は本人が必須)していなければ、釣り針が人や自分に危害をあたえる危険性を回避する知識がないために釣り針を使用することがでかません。とするのです。
これが実現すれば、その遠い先にある日本における「釣魚ライセンス」に道を開く可能性が広がります。
そして現在もある、水域を区切っての「日券」「年券」を、特に年券に関してすこぶる安く設定して放流事業を行っていない全ての魚釣りに広げることです。
漁協ベースでは無い「水辺保全の組織」を釣り人をまじえてつくるべきであって、漁師などが居ない釣り場にとって、釣り人ほど水辺の監視者に向いている存在はないからです。
ここらあたりは、今回の投稿趣旨からかなり広がりすぎるので以上としたおきます。
「海釣りGO!」、大変大きな変化の日に、この7月31日をしてくれるかもしれませんね。
楽しみです。
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