コロコロ蒸し芋 新じゃが | 食べもの・食べかた・暮らしかた

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ちいさ~い、かわいい~、美味しそう~!

だけど、下ごしらえが面倒くさそう~!

で、いつも敬遠していた<新じゃが芋>。


先日、

「そのまま茹でて熱いうちに皮をむくと、ツル~ッとむけやすいですよ~。おまけに、新じゃがには独特の美味しさがありますよね…。」

と、教えていただき興味倍増!

「…なるほど茹でてから皮をむけばよいのか!というより、茹でてそのまま食卓に出せば、なにも私がむく必用がないのかも、ラッキー!!」

なんて、ひらめいてしまいました。

美味しいものを楽して食べるナイフとフォーク…やっぱり、これでしょう!


茹でると水っぽくなるので、今日は圧力鍋で蒸かしてみました。

おお~、美味しそうに仕上がったではありませんか!


息子がバターと塩をつけてパクパクいっちゃってました。

私が黙って皮をむいて頬張る。すると、息子も自分から手を伸ばして皮をツルッとむいてパクッ。

…自分で皮をむいてね、なんて野暮なことは言わなくても良いのです。

「スナック菓子よりこんなおやつがあってもいいね」と息子の一言。ドキッ。

春休み最後の日の、うれし美味しいおやつタイムとなりました。


では、<新じゃが>の紹介。

まずは<新じゃが>とは何か?もともとは、その産地で採れた新ものジャガイモを指して<新じゃが>と呼んでいました。

ところが今では、この定義も広くあいまいになってきているそうです。それは流通が発達して収穫時期の違う各地から出荷され、小さなコロコロした、あのいつものイメージの新ジャガイモが比較的長い間出回るから。

なので今では産地に関わらず、早堀・早出しし小粒で皮が薄いジャガイモを指して呼ぶようになっています。


ジャガイモはビタミンが多いのが特徴です。

男爵はホクホクで粉ふき芋に、メークインはネチネチでカレーやシチューに、とはご存知のとおり。


では、調理のコツは?

水にさらして揚げ物(フライドポテト・チップス)、さらさずにグラタンなどにどうぞ。

加熱後、熱いうちに裏ごし(崩れやすい)、冷めてから輪切サラダ(断面がきれいに仕上がる)にしましょう。