おめでタイ酒蒸し兜と汁物 桜鯛 | 食べもの・食べかた・暮らしかた

食べもの・食べかた・暮らしかた

京都の暮らしをお届けしています。

・お祝い事に

・体力回復時に


今日はあちこちの小学校の入学式でした。そして、息子にとっては新学年スタートの日。

どうやら息子なりに今日のこの日が待ち遠しかったようで、朝食を済ませテキパキと準備をしていました。


そういえば、子供の頃、新学年や新学期が始まる日ってとてもワクワク・ドキドキしました。きっと、今日の息子はそんな気持ちなのでしょう。

私たち両親もそのワクワク・ドキドキの気持ちにあやかりた~い、ということで祝い事に欠かせない鯛をおかずの一品にすることにしました。(ん、なんかちょっと強引か?)


この時季の鯛は桜鯛と呼ばれています。それは、桜の咲くこの時季の鯛は産卵前で丸々と身が太り特に極上品として珍重されているから。特に、天然鯛は皮目がきれいなピンク色になり、まるで桜の花びらで全身を着飾ったような素晴らしい見栄えです。


今日のおかずは、天然桜鯛の酒蒸し兜。

これは、旦那のリクエスト。ポン酢でいただきました。

理由を聞くと、煮付けると天然桜鯛のきれいな皮目が解らなくなるから、とのこと。


それから、あら骨の汁物。

仕上げに少しだけ酒粕を落としたので、コクがある汁物に仕上がりました。

今日は肌寒かったので、うれしい一品になしました。


それでは、鯛の紹介。

鯛は魚の中でも、低脂肪・高たんぱく質。あっさりして上品なのですが、魚特有のDHA・EPAは多くありません。ただし、疲労回復のビタミンと呼ばれるビタミンB1が多く、疲労感が続く・記憶力が低下・眠気を感じる場合はぜひ食べたいお魚です。