米国や台湾などのメーカーが発売している「ミニノート」が日本のパソコン市場を揺るがしているようだ。
ネット端末に徹して機能を省き、値段が約5万円という低価格が魅力だ。
すでに販売台数はノートパソコン市場の2割近くをしめつつあるようだ。
世界市場はHPやデル、エイサーなどの大手に集約されつつあるが、日本勢は音響映像機能を高め20万円程度の高付加価値路線を追求。携帯電話と同様に世界の流れと異なる得意な市場を作ってきた。
しかし、ネットの普及によりパソコンの主な利用がメールやウェブ閲覧などネット関連が主流になり、グーグルのように様々なソフトをネット上で提供するサービスも充実してきた。
低価格パソコンの急伸にはそんな背景もあるようだ。
低価格パソコンに対して、今のところ日本のメーカーは及び腰。低価格パソコン市場に下手に参入すれば、現在の高付加価値パソコン市場を壊しかねない。
また、日本のメーカーが現状HPやデルに対抗できるコスト競争力を持てるのかも、参入を踏みとどまらせている要因だろう。
ソニーがデスクトップPCの開発を打ち切り、モニター部分に本体を組み込んだ「一体型」に完全にシフトするというニュースもあった。
ソニーは一体型で独自色を打ち出して販売拡大を図る。
今後まだまだ低価格パソコンがシェアを伸ばすのは確実と思われ、日本メーカーの対応に注目しています。
低価格競争では勝てない、技術力はあるというところでしょうか。
日本メーカーの生き残る道はニッチを狙うしかないのか、注目していこうと思っています。