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かつてここまで「副業解禁」が盛り上がったことがあっただろうか。給料が厳しい、お小遣いが足りないと、副業を考える人が最近増加傾向にある。副業解禁のニュースも増えつつあり、興味を持たれている方も多いと思われる。今回は、病院歯科医師・歯学博士の大原廣之さんに、「歯科医師と副業」という視点で話を伺った。

大原さんは、年間のべ6,000名以上の方々の健康維持・増進の手伝いをしている。歯科医師としての専門は、修復(歯の詰め物)、根管治療(歯の神経・根の治療)、歯周病になる。歯科治療は、受ける側(患者)も治療する側(歯科医師)も大変なので「予防歯科が重要」というポリシーを持ちながら歯学の普及につとめている。

■副業はなにを選択肢にすべきか
副業の環境について整理してみたい。総務省の「平成28年社会生活基本調査」によれば、正規(正規の職員・従業員)0.6%に対して、 非正規(正規の職員・従業員以外)1.2%である。業種は労働集約型(引越し、コールセンター、飲食業、清掃、配達等)と成果報酬型(アフィリエイト、投資等)に分類される。

「まず、副業の定義ですが、wikipediaでは”副業は収入を得るために携わる本業以外の仕事を指す。兼業、サイドビジネスともよばれる。”と説明されています。ただし、法律などで厳密に定義されているわけではないようです」(大原さん)

「現在、就職している会社の規定で『副業禁止!』となっている場合は、その会社が本業、その他が副業になるのかもしれません。それを除くと、自分の中で何を基準として本業、副業と考えるかは自由なんじゃないか?と思ったわけです」(同)

筆者のまわりでも、大学教員をしながら専門学校で講師をしている人。専業主婦で、ネットで副業している人や、企画コンペで入賞して発売発明品を開発しロイヤリティ収入を得ている人もいる。定義がないのだから考え方は自由ということになる。

「考える基準としては、(1)収入、(2)時間、(3)気持ち、があると思います。具体的にすると、(1)最も収入が多いものが本業で、それ以外の収入が副業。(2)一番時間をかけているものが本業、他の短時間取り組んでいるものは副業。(3)自分がいちばんやりたいことが本業、それ以外が副業。と分けることができます」(大原さん)

一般的に考えるのであれば、(1)や(2)を基準にすることが多いだろう。しかし、大原さんは、次のように解説する。つまり考え方次第であると。

「(3)気持ち、で考えたら面白くなりそうだ!と感じました。私の場合、今のところ肩書を『歯科医師・歯学博士・ブロガー』としています。収入や時間ベースで考えると間違いなく「歯科医師・歯学博士」が本業で、『ブロガー』が副業でしょう。しかし、予防医学を普及するために、楽しい人生を送るために発信をする『ブロガー』が本業で、『歯科医師・歯学博士』を副業と考えてもいいわけです」(大原さん)

「また、『歯科医師・歯学博士・ブロガー』、全部頑張ってるし、つながってわけられないし、自分というブランド人がやっているのでまとめて『本業』だ!と考えるのもまた自由です。副業については頭を柔軟にして考えてみると、ワクワクした新しい発見がありそうな気がします」(同)

■副業の前にしておきたい自己分析
副業には、柔軟性が大切である。ビジネスパーソンなら、いまの仕事に関連する視点をもつことが望ましい。ある程度、仕事を極めていて実学があり実践的であることが基準にはなるが、ビジネスパーソンにとってチャンスがあるものと推測される。

コンサル、経営企画部門出身者であれば、「経営コンサルタントとして会社組織について伝える」、人事部出身者であれば「学生の就職活動のアドバイス」ができるかも知れない。営業一筋30年のプロフェッショナルであれば、「営業の新規開拓。営業マン研修のコーチ」ができるかも知れない。これも考え方次第だろう。

自分の強みをたな卸しすることは難しいので、誰かにインタビューしてもらうか、専門書を読んでまとめることをおすすめしたい。なかには、社会人になってからはじめてという人もいるだろう。丁寧な自己分析をすることで、副業のみならず新たな自分の発見につながることもある。

 


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