~目指せスタイリスト平均年収500万円の店 第4弾 | 美容室業界のタイガーマスク(革新者)網野三之助

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美容師・美容室経営の【お金】にまつわるお話。
~目指せスタイリスト平均年収500万円の店 第4弾~

こんにちは!網野です。

前回は人員調整やパーヘッドのお話をさせていただきました。

前回もお話した通り一人のスタイリストが技術売上げで120万~130万は最低でも経営者的にはやってもらいたい所です。

そこには教育も必要となるというお話しもしました。

その上でその数字が達成出来たとしてもまだスタイリスト平均年収500万円の店にはなりません。


技術売上げで120万~130万で年収500万円にするにはどうすれば良いのかを今回はお話していきます。


ここは大きく2つの項目をやらなければいけません。


キーワードは

☆店販
☆利益率上昇(コストダウン)


の2つです。

パーヘッド(人員)調整、技術売り上げ120万、店販、利益率

この4点をある一定にまですればスタイリスト平均年収500万円の店になることが可能です。

経営者が独り占めしてしまえば話は別ですが(笑)


でも覚えてていただきたいのはこの状況で経営者が利益を独り占めしたら確かにオーナーの年収はかなりいいようになります。


メインプレイヤーのオーナーか、プレイヤーじゃないオーナーかでも数字は変わってきますが従業員に比べれば大きい年収です。


しかしそれは長くは続きません。


長くある程度いい年収を続けている経営者はスタッフへの還元もしっかり最初からやっており、ある程度の年収から右肩上がりにいって大きな年収も続けていけています。


ここがターニングポイントとなることも多いです。

目先で動くか将来を見据えて動くか。


ここは経営者にとって一番重要なポイントです。


昔、自分がまだ駆け出しの20代前半の頃、知り合いの他業種の社長さんに言われたことをいまだに覚えています。


そのころは若くて何となくしか理解出来ませんでしたし経営者になっても実感はなかったのですが少しづつ利益が出てきてある程度の余力が出来てからしっかりと理解できました。


その言葉は

『網野くん、先の話かもしれないが君がお店を持ったり社長になった時、これだけは覚えておいた方がいい。』


『最初のころに頑張って年間で利益が200万円出たとしよう。 自分が頑張って出た利益だから自分への褒美に欲しい物を買おうとしてしまう』


『でもねぇ、そこで自分に車や欲しい物を買う経営者は二流の経営者でその後会社を潰してしまう恐れがある経営者なんだよ』


『従業員を雇っていたなら従業員に還元しなさい。 従業員がいなかったり足りていなかったらそのお金で従業員を雇いなさい』


『最初の目先の200万円というお金はその時は大きく感じるがそこを自分に使うのを我慢して会社の将来に投資してもっともっと大きく利益を上げれば200万円がちっぽけに見える』


『そんなちっぽけな物をどう使うかで人生は大きく変わるんだよ』


自分は今もその言葉を肝に銘じています。


そしてそれなりに成功させていただいています。

お金の使い方=経営手腕 です。

次回は今回キーワードにあげた

店販
利益率


についてお話したいと思います。

網野参吉