とーっても久しぶりの投稿になります。

糖尿病性ケトアシドーシスの記事が中途半端のまま1年6ヶ月…。中々更新することが出来ずでした。


旦那は、2022年2月17日(木)の昼過ぎに息を引き取りました。40歳でした。今日で四十九日になります。亡くなってから今日まで旦那の魂は、まだこの大好きな家にいるはず(と信じたい)。なのに、夢にすら出てきてくれません真顔

サクッと成仏しちゃったのかな…まぁそれも旦那らしいなーと思う今日この頃。


メラノーマ宣告を受けてから3年6ヶ月。長いようで、今思えばアッという間の年月だったように思います。3人のカワイイ子供たちと一日でも長く過ごしていくために、文句も言わずキツイ治療を受けてくれていました。

最終的には、第6ライン(種類)の治療をしましたが、大腸の転移がわかってからは、どの治療をしても良くなることはなく…日々少しずつ旦那の身体はメラノーマ&副作用に蝕まれていきました。


入院が何よりもイヤだった旦那。最後は家で…旦那の両親、我が子たち、私の姉&姪っ子、家族みーんなに見守られて息を引き取りました。最期は低血糖でした。


旦那が亡くなってから、1ヶ月ほど姉&姪っ子が毎日我が家に泊まってくれて…ご飯も作ってくれて…私も子供たちも普通に日常生活が送れるようにと、たくさんサポートしてくれています。本当に感謝しかない。でも、まだまだ心の整理はつかず、1人になると無意識に涙が流れる日々。人前で涙を流したくない&心配されたくないから、なるべくは明るく振る舞うようにしている自分。色んな人に強いねーニヤリと言われます。が、そんな自分にちょっと疲れてる気もしますチーン

なーんにもやる気はしないけど…いろんな手続き、仕事に家事は待ったなし。そんな毎日をこなすだけの日々で、もう四十九日。早いなぁ。。。


ケトアシドーシス以降の下書き記事が何件かあるので、時間&気持ちが落ち着いたら、旦那の備忘録としてまた更新できたらと思います。



2020.7.7(火)

退院後の検診で、肝臓の数値が異常に高かった為、緊急入院になった。


2020.7.8()

入院の荷物は昨日届けたし…と、面会に行く予定はなかったけど、朝、家の出窓に自己管理ノート(インスリンを打つ時に測る血糖値を記入するもの)を発見びっくり

シャンプーも入れ忘れたことに気づき、旦那にLINE。体調も心配だったし、会えそうなら行こうと思っていたけど…旦那からの返信は、なんともおかしな文章(主に変換や改行)。

風呂にも入れないし、トイレにも行けない。ごはんも食べれず、携帯をいじるのがやっと。との内容。

入院しても中々大変なんだなぁショボーンと思いながら…

じゃあ、今日はやめとくねーゆっくり休んでねー

と、返信した。


2020.7.9()

朝起きて、旦那にLINE。既読にならず…。

昼過ぎに担当医のM先生から電話きた。

お話したいことがあるので、病院に来て欲しいとのこと。16:30に約束して病院へ。

午後になっても、旦那のLINEは既読にならず、なんだかソワソワ真顔


病棟の小さな部屋に通され、M先生ともう1人女性のY先生(M先生の上司?)が目の前に座り、話し始めた。

旦那は、糖尿病ケトアシドーシスという急性合併症を引き起こしている。昨日(7/8)呼吸が苦しいとのことで、検査したら急激な高血糖になっていた為に発症した模様。まずはこちらの治療を優先して、落ち着いたらビラフトビ&メクトビの服用を開始したいとのこと。今回の入院直後に造影CTをとったら、S字結腸(転移した所)だけでなく、腸管にも転移が見られる。さらに、腹膜にも(腹膜播種)。

ビラフトビ&メクトビの副作用も肝臓の数値に異常があるから心配だけど、減薬して今後も続けたい。と、言うのも、この薬は即効性がある(2週間で効き始めた事例がある)ので、なるべく続けて行きたい。と。


30分程の短い時間で、わぁーっと話を聞いた。

聞いたことのない病名…一昨日、ビラフトビ&メクトビの副作用が酷いから入院したはずが、今は糖尿病の合併症で苦しんでいる。そんなことくらいしか理解できず…M先生の説明に、「はい、わかりましたショボーン」としか答えられずにいた。


病状説明書にサインをして、会って行きますか?と聞かれたので、旦那の病室へ。酸素マスクをつけて、横向きで寝ている。肩で息をしていて苦しそう。少し話すだけでもゼェゼェハァハァ。

「水が飲みたい」と言うので、250ミリほど少しずつ飲ませる。全身冷たい。足、背中を、さすったら「あったかい…」って言ってた。涙出そうだった。スマホは枕元に置いてあるけど、全く見れない状況だった。




2020.7.5()   退院から5日後。

午後から頭痛&発熱&嘔吐。前日の時間外診療で処方してもらったカロナールを飲む。が、効いてる気がしないとのことでイブを服用する。


2020.7.6()   退院から6日後。

朝には熱が下がる。体全体に赤い発疹が出る。

熱は35.2℃。もしくはlowと表示するくらい低い。


2020.7.7()   退院から1週間後。

退院後の健診。朝の調子はまずまず。2人で病院に向かう。11:30〜口腔外科&12:00〜皮膚科予約。

まずは採血&採尿。次は口腔外科へ。ここでカナリ待たされる…ぐったりしてくる旦那。諦めて皮膚科に行こうと受付に声をかけると、結構すぐ呼ばれた。忘れられてたのかしら真顔

結局1時間以上待たされ、呼ばれたのは13:00前。13:15口腔外科から皮膚科へ移動。

採血の結果、肝機能の数値が異常に高い。(通常の45倍の数値)体の発疹は、薬によるアレルギー反応だろうとのこと。このままでは、ビラフトビ&メクトビを続けられないので、もう1度入院しましょう。との主治医の判断で緊急入院決定。


入院に際して、またPCR検査を受ける。通常は結果が出るまでに3日ほどかかるが、緊急なので…3時間ほどで結果が出た。陰性。

PCR検査の結果を待つ3時間。旦那はイスに座っていることもしんどい様子。看護師さんに声をかけ、ベッドを準備してもらった。ベッドに横たわり…ぐったりしている旦那。


まさかまた入院になるとは思っていなかったから、準備は全くしてこなかった。子供たちのお迎えの時間も迫っていた為、私はひとまず帰ることにした。もう1度来るのも大変だから、荷物は明日にでも届けに来ようかな…と考えながら、旦那に、

「帰るね!荷物は明日でもいいかなキョロキョロ」と声をかける。苦しそうに、頷く旦那。帰ろうとカーテンを開けた瞬間、旦那が起き上がって、

「インスリン持ってきてほしい」と。

まぢかー滝汗と思いつつも、持ち歩いているバッグには数回分のインスリンしか入っていないし、仕方ないな…と思いながら、家に帰った🚗💨


急いで入院の準備をして💦(数日前に片付けたばっかりなのに笑い泣き)子供たちを旦那の実家に預け…

また、病院へ🚗💨💨💨


コロナの影響で病室に入ることはできず…旦那に会うこともできず…病棟の入口で看護師さんに、旦那の荷物(スーツケース)とインスリンを渡した。


すぐに旦那から「荷物ありがとう」とLINEが入った。ここ1週間ほぼ食事の取れていなかった旦那。緊急入院して、点滴やら色々処置してもらったおかげで…病院の夜ご飯はある程度食べれたようだった。(その後、夜中に嘔吐)


旦那がまた入院して、寂しい気持ちもあるけど…毎日しんどそうな姿をみるのも、食事が思うように取れないのも、かわいそうだったから緊急入院になり、少しホッとした気分だった。もぉ日の沈んだ真っ暗な道のりを1時間…無心で運転して帰った🚗💨