前にコメント欄に「ヴェッカーみたいなものが出来きたら…」と書いたら「ヴェッカーみたいな」のがありますよ、と教えてもらったのが坂本浩一監督、長澤奈央&木下あゆ美ダブル主演「トラベラーズ次元警察」
(勝手に)敬愛する坂本浩一監督作品、しかも日中(台湾)合作!?
どこまで俺の生存領域を…いや、どこまで俺の先へ行くんだ!?坂本監督!
…と思って見たくないけど、見なければ始まらん!と(笑)観ました。
時空警察ならぬ次元警察。
時間ではなく同時間帯別次元を操作する「次元捜査官」、黒いヴェックフォームのようなありものの衣装、時間の相克ならぬ次元の相克をテーマとしたわかりにくいストーリー(苦笑)…等確かに「ヴェッカー」と似てる部分もありますが…
「なんじゃこりゃ」
…というのが(すみません!)正直な感想。
やたら血へどを吐きまくる(高山侑子の鼻血が…いや、ゴスロリがキモ…いや(-。-;)痛そうなアクションをリアルなアクションと呼ぶのだろうけど…
その割に痛みを感じない。
誰にも感情移入出来ない。
頭のいい人が書いたホンらしく、ちゃんと理路整然とはなっている(ヴェッカーにようにアナだらけではない)
けど…
坂本浩一をもってして、なんでこんなひと昔もふた昔も前のVシネマみたいのが出来たんだろ?
オール台湾ロケ?だからか?
イヤ、今の中国の映像はこんなに古くないぞ!
改めて東映スタッフと何より「キャラクター」に敬服した次第です。
坂本監督次回作「009ノ1」ももう観た気分になりました。
「009ノ1」も僕が昔「撮らせて欲しい!」と石森プロに直訴に行った原作。
「ヴェッカーみたいな」と紹介して頂きましたが、すみません!俺的には全然「ヴェッカーみたいな」ではなかったです。
前回エラソーな事を書いたかも(無反応ですが)ですが
さらにエラソーな事書いてすみません!
…が、俺にもチャンスを!
もう一度「ヴェッカー」を映像化させてくださいっ!!!