今日から1日2公演です!
僕は今日行けるかどうかわかりませんが(^^;ご来場お待ちしております(日本語間違ってる!)
昨日「工藤かをるのモデルは彼女さんだったんですね?」と聞かれ、よく聞くと金澤有希さんのブログに書かれてました、と。
工藤かをる役の加藤里保菜さんと、田中純子役の金澤有希さんにだけこっそりその話をしました。
サナやヴェッカーたちにもした「一言アドヴァイス」のつもりでした。
念のため書いておくと、この話を「ほかの人に言うな」とか「ブログに書くな」とか言ってないので全然問題はないんですが…
50ヅラ下げて自分の彼女をモデルにアイドルに演じさせてるのか!?と不快になられた方もいらっしゃると思うので一応補足説明。
そもそもココを見てないと補足の意味がないんですが、中国へわたって以来下降の一途を辿り、ついに500以下まで落ちていたアクセスが、ここのところほぼ元に戻ったので、今作をきっかけに来てくださっている方もいらっしゃるのではと。
ココの常連の方は「またその話か」と思って流してください。
確かに工藤かをるは僕の最愛の人をモデルにしてます。
でもその人は30年前の夏、劇中の工藤さんと同じ結末を迎えました。
田中純子にもモデルはいます。半分は僕自身でもあります(ついでに書くと井上や山本、伊代菜にもモデルはいます)
言わば工藤かをるは僕の創作のモチベーションの要であり、全てでもあるのです。
13年前にも彼女を主人公に「17歳~君がいた夏」という映画を撮りました。それが僕の監督デビューのきっかけであり「時空警察ヴェッカー」誕生のきっかけでもあります。
いつかもう一度ちゃんと工藤かをるの物語を作りたかった。
そして数多のプロフィールの中から加藤里保菜さんをみつけた時、「いつやるの?今でしょ?(笑)」と確信したのです。
そんなんで、原作者の超プライヴェートな思い出を元に発想はしていますが、(今上演されている)この作品は吉久直志さんによる完全なエンタテインメントです!
誰にでも「やり直したい過去」のひとつやふたつあるんじゃないかな?とも思って書き始めました。
それが出来るとして、やり直すべきなのかどうかは…出来上がった作品を観てそれぞれで考えてもらえればいいと思います。
加藤さんと金沢さんはこの話を「キモい」とは思わないで聞いてくれて(希望的観測)、実際、話したあとのおふたりの感情表現は明らかに変わって(僕には)見えました。
でも、正直工藤さんが目の前にいて、笑ったり怒ったり変身したり(笑)してるのを見てると涙が出ます。
全公演が終わったら、全力で工藤さんと田中さんを演じてくれている二人に、ちゃんとお礼を言いたいと思っています。