中国の検索エンジンで「時空」を検索するとわがヴェッカーと、やっぱりというか「超時空要塞」がヒットします。「超時空要塞」はそのままマクロスの事で「マクロスF」なら「超時空要塞F」となります。
しかし、残念ながら「パワーレンジャー」と同じく中国でもアメリカ名の「ロボテック・マクロスサーガ」としての方が有名です。
ロボテックはご存知の方はご存知の通り「マクロス」と無関係の「サザンクロス」そしてまったく無関係の「モスピーダ」が別時間軸同世界観のユニバースになって独自に進化したもので、勝手に続編も作られ(日本のスタッフは殆ど関与していない)、往年のマクロスキャラがモスピーダを着用してレギオス(バルキリーの後継機)に乗るなんて絵も見られます(何とも言えない作画ですが)。
1983年当時(お!これも1983だ)とても見たかった一条輝くんと早瀬未砂さんの結婚式までも描かれています。
日本ではあえて触れられてないマクロス2番艦「メガロード」の活躍も見れます。
…で、何でマクロスの事を書いているかというと、中国の映像ディレクターの方に頼まれて、美樹本晴彦先生に(知り合って15年ぐらいになるけどはじめて!)サインを頂きに行ったのです。
持参した「マクロスファースト」(現在連載中)の単行本4冊分に丁寧に輝、未砂、ミンメイ、そしてシャミーを描いてくださいました。
そのついでに中国で進行中のお仕事も依頼(いや、逆だ。中国の仕事のお願いのついでにサインをもらいに行ったの)してきました。
美樹本先生とは半年ぐらい前帰国した折に地元の喫茶店でバッタリ再会し(奇跡だ!)その後「彷徨のエトランゼ」を観に来てくださったりしました。
先生にはお礼に(ここで)噂の「ロボテック」のDVDを差し上げました。
見たことない(というか知らない)そうなので。
今頃もしご覧になっていたら、当時のスタープロもびっくりの続編の作画に驚かれているでしょう。
美樹本先生には何年かかってでも(ガンダムも10年かかった)いいので「マクロスファースト」を完結させて欲しいと思います。
持ち帰ったサイン本は依頼主はもちろん、中国のマクロスファンの方々に貰われていきました。
未沙さんのだけ手元に置いておこうかとも思ったけど…
文字通り「狂喜」してくれた人も居たし、良かったと思います。
高校生の頃、同人誌で「早瀬未砂さんの本」を作ろうとしてて…未だに完成してない事に今気づきました。
ココで何度も書いてる「事件」があったので、ぜんぶ投げ出しちゃった訳ですね、当時の俺。
当時協力(寄稿)してくださった方々、ホントーにすみません、30年経ちましたが、今更深くお詫びします。
美樹本先生、河森監督は渡洋史と同じく同世代(よりちょい上)のヒーローでした。
今でも「愛は流れる」「愛・おぼえていますか」が時々脳裏に流れます。(最近は「アイモ」もね)
なんと中国の若い人も、作品は知らなくても、歌は知っているんだとか。
歌はいいねぇ…(これは違う)
当たり前のラブソング…きっと幾星霜後も、いい歌は残り、歌い継がれていくのでしょうね。