僕が中国にいる間に放送されていた「アキバレンジャー」と「ドラゴネット」をようやく観る事ができました。
わざわざ全話DVDを送ってくださったKさんに感謝!
どちらも噂は聞いていました。
「畑澤さんにはぜひ見てほしい」というお勧めだったんですが、正直本当はあまり観たくなかった。
噂を聞く限り、どちらも僕が「観たい」というより「やりたい」ような内容なようだったので(わかる?)。
せっかくだから感想を。
「アキバレンジャー」
本家東映が、セルフパロディーとして(35周年企画の一環として)作った和田三四郎主演(違…わないか)番組。
「凄いですよ~」と言われてましたが、観てみたら「カーレンジャー」とかの方がもっと凄かったような…。
本家のお遊び回を番組化したかのような…
なんでこんなの作ったんだろ?
作りたかったんだろうなぁ…
やれるとしたら、35周年のドサクサの今しかないもんなぁ…
…という感想。
昔、みんなが自主制作戦隊を作ってた(僕もやってた)…ああいうノリでしたね。
それを本家のプロがやるのはどうか…というギロンはおそらく出尽くしてるんでしょうけど
こういう番組が作れる時代になったんですねぇ。
面白くないかというと…面白くて(この忙しい時に徹夜で)26話一気見しましたよ。
それ以上に「恥ずかしかった(なんで俺が?)」というのもありますが。
東映ファンとしては撮影所回(ブルー主役回でもあった)がいちばん楽しかったです。
ブルーの子は現役も含めて近年の戦隊ヒロインの中でいちばん可愛いと思いました。
「ドラゴネット」
実写美少女ヒロインものという事で、猛推薦されてた番組。
「牙狼」の1作目を作ったディープサイドさん制作(てのを知らなかった)。
「牙狼」から雨宮テイストを抜くとこうなるのか…と。
映像そのものはしっかり作ってあって、ちゃんとお金もかかってて(苦笑)良く出来てるんですが、企画自体は10年前に横行した「女の子が主役だと通る」的な企画(僕が言うと説得力あるでしょ?)。
内容は(是非は別として)Z○Nピクチャーズのと変わりない気がしました。
かわいい女の子がキャーキャー言いながら冗談とも本気ともつかないアクションを繰り広げる…という
だけではやっぱり観てるのがツラい。
(そもそも、かわいいか?←暴言)
「アキバレンジャー」と違い、3話ほど観てツラくてやめました。
せっかく送ってもらったのにすみません!
最後まで観れば、魅力に気づくのかもしれませんが…。
時間が出来たらまた観てみます。
僕は別に「美少女ヒロインもの」というジャンルそのものが好きなんではないだなぁと再認識。
僕の作品への評価も含めて、「面白い」ものは「面白い」、「つまらない」ものは「つまらない」、「わからない」ものは「わからない」でいいと思います。
何より改めて思ったのは…僕はやっぱり「こういう映像」が好きだということ。
もっと自分で「そういう映像」を創りたかった(創りたい)!!
明日からこっちの作品もクランクインなんですが…「現場」に出ていか(け)ないし…もう殆どやる事は終わった感じです。