円谷英二生誕100年企画でありBS-i開局記念番組として『STABOWS』は放送開始した。
物語は…銀河を二つに分けた大宇宙戦争の最中、銀河帝国軍の最下層部隊8823部隊…やる気のないヒヨリミ主義のバン、歴戦の勇者(どう観ても外観ワニ)田中くん、派遣アンドロイドのルカ、調査・分析用のロボット ジョセフィーヌ。
この部隊に新人熱血KY主人公ケンが入隊してくる…。
お笑いコンビ「オーバードライブ」がケンとバンを演じ「シャカ」もセミレギュラー出演していた。
毎回名作映画のパロディ的な内容で、監督によって作風が変わった。『ヴァーニナイツ』の最後と違い、皆「好きなように…」ちゃんと仕事をしていた。
視聴者に受け入れられるか否かは「結果」であるが、テレビは視聴者と共に、視聴者の為にあるべきと思う。
客観的に見直して観ると、毎回実に面白い!
DVD化がされていないのが実に惜しい!
そして大河内一桜氏によるノベライズが更に面白い!(…でいいのか?)
かくして…(?)
銀河帝国はケン達の大活躍で滅亡した。(ケン達はその帝国軍である(笑))
近年『宇宙犬作戦』なる番組をやっていた。
1話も観ていないが、この番組(宇宙コメディ)の唯一の後継者なのではないだろうか?
この頃、雑誌「宇宙船」の取材を受けた時、「毎年絶え間なく特撮番組を創り続けているのは東映、円谷と…アナタだけですよ」と言われた。
しかし翌年2001年は結局番組を創れていない。
その代わりに…ではないが、僕のその後の10年をある意味決めてしまった作品が、自主製作映画として誕生する…。
その誕生までには、意外な経緯があった。
次回 2001 タイムヴェクター