本読みが終わり、来週からもう立ち稽古となります。
40名約一クラス分の人数が移動するので、稽古場所捜しもタイヘンです。
…という訳で、来週から新キャスト及びキャラクターを一人ずつご紹介していきます。
今回はその前にヴェッカーＯＧでありながら唯一のメインキャスト、彩月貴央(ｱﾔﾂｷﾀｶｵｳ）さんを改めてご紹介。
役柄は『時空警察ヴェッカーシグナ』の時空刑事ルリーこと夏沢るり香その人。
『時空警察ハイペリオン』に登場した同名の時空刑事とは違う人です。
…という説明でわかる人はわかると思いますが(わからない人も予備知識ナシで舞台観ても大丈夫ですが）。そう、「こっち」のラインの「ヴェッカーにならずに現代に残った」るり香です。
この時代の記憶を与えられ、かつての仲間や自分が時空刑事だった事も完全に忘れているるり香。
ご本人も少し戸惑ってましたが、「シグナ」の頃の責任感の強いお姉さんキャラではなく、現代に生きるフツーの(恋する）女の子として登場します。
…でも、記憶を操作されていようとるり香はるり香。寧ろ『ヴェッカーシグナ』で描ききれなかったるり香の物語をちゃんと描いているつもりです。
演じる彩月貴央さんは長年(９年！）所属していた事務所から独立したばかり。これが独立してはじめての仕事になる訳です。
最初、「裏方でも何でもやります！」と言ってくれていて、彼女を出すからこそ『ヴェッカー』になった、という事でもあります。
往年の彩月貴央ファンの方々も、初めて彼女を知る方々も、「舞台女優・彩月貴央」にご期待ください！