作品を創り、遺すこと | 監督ブログ  wecker

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「時空警察ヴェッカー」シリーズの原作・監督 畑澤和也の個人ブログです。
現在中国広東省で活動中

予告?通り検査入院中です。
午前中におおかた検査が終わりました。

一人でじっとしていると様々な想いが去来します。

人は生きていくだけで他人にどこか迷惑をかけている。

自分は特に気付かず人に迷惑をかけている事が多いようです。


ただ、人として生きていくうえで、信念というか、「軸」になるものは持っていたいと思う。


俺にとっての「軸」は「作品を創り(続け)遺す事」。


その為に必要な事があるなら、結果的に誰かに迷惑をかけたり傷つけたりする事になっても断行します。

不必要、障害となるものも断固排除します。


そうしてこれまでたくさんの人に不義理し、友達も無くして来た。


俺にとって生きる事とは作品を創り続ける事。
それが出来れば友情も愛情も何もいらない。


そうして創ったものが、何人かにでも(たくさんの人に越した事はないけど)届き、それが心に残るなら…

それがいちばんの幸せです。


親父も(今思うと)同じ信念で作品(商品)を作り続けた。
その過程で(家族をはじめ)たくさんの人に迷惑をかけた。


でも、今でも親父が作ったキモノを大事にしてくださってる方もいる。
(父は一品モノのキモノ(留袖)作りのエキスパートでした。皇后陛下が皇太子妃の時に召されたものもありました)



そんな訳で知らずにご迷惑をかけてる皆さん、ホントにごめんなさい。


俺はもう「こうとしか」生きられない。

そして生き続ける限り、作品を作り続け、遺したい。



以上。