今回は「ジグラット」の一員で性別不明の謎の人、バルデューク。
演じるは森川和真(モリカワカズマ)。

ご覧の通りのイケメンなんですが、本番は顔中ベタベタなメイクをして、素顔が判らない程にしてくれます。
バルデュークはいわゆるお笑い担当というか三枚目の役なんですが、彼のお陰で、ただのギャグメイカーではなく、味わい深い役になりました。
悪役故に最後には死ぬんですが、彼の死ぬ場面が全編で一番泣けるかも……と思わせるぐらいのシーンになりそうです。

オカマ役を得意とされている森川くん。
実際女心が判るのか伝わるのか、女子キャストと馴染んでいくのもいちばん早く、女の子の良き相談相手になってくれているようです。
今回はこんな役でしたが、また違うお仕事でご一緒したい…と思わせる役者さんです。

パンフレット用写真撮影……のヨコ撮り。
キャストご紹介はあと二人(の予定)ですが、まだまだサブキャスト、アンサンブルがたくさん居て舞台は出来上がって行きます。
僕が出来る事はもうあと少しです(既に要らないのでは?という気も)。
幕が開けばもう僕らは何も出来ません。
あとは役者ひとりひとりが、舞台の上でどう「生きる」か!?
…だけです!!
森川くんは、既に稽古場に居ても役に入ればそこに「生きて」いると思うよ!