分岐点 | 監督ブログ  wecker

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「時空警察ヴェッカー」シリーズの原作・監督 畑澤和也の個人ブログです。
現在中国広東省で活動中

ちょっとマジメな話。
気づいているかどうかはともかく、人生にはいくつかの分岐点がある。

自分の場合、一番大きかったのは(映画にもした)17歳の時のカノジョの死。

たぶんそれがなかったら、今、俺は間違いなくココにいない。
それから佐川急便、西武百貨店と職種も転々としながら上京。それでも「映画(を作る事)」はあくまで趣味であり、自分には遠い世界だった。

それが、レイアップという会社に在籍し、ひょんな事(?)からいきなりテレビ番組の原作・プロデューサーを任じられたのが「仮面天使ロゼッタ」。
ちょうどその頃、サンライズさんからお誘いがあった。
そしてまた同じ頃、中国からある事業のお誘いがあった。

あの時がまたひとつの分岐点だったかもしれない。

その時の自分は、映画(ドラマ)を作る事を選び「ヴァニーナイツ」の企画に入る。
その後、わりと順調だったサラリーマン生活に終止符を打つ。結婚話(あったのだよ)も無くなり、第一分岐点の思い出にもケジメを付けるべく自主映画「17歳」を、そしてフリーになってこれからの為に自主映画「時空警察ヴェッカー」を制作。
そして10年、「監督」としてこの世界にしがみつき、「ヴェッカー」は10周年を迎える。


そして今、(停滞しつつも)進行中のサンライズ企画、金子監督との映画が進行中の最中!中国から(違う会社からだけど)また、ある事業のお誘いが。

どれも全部(もちろん舞台版ヴェッカーも)本気でやりたい、ずっとやりたかった事だ。

どれもまだ確実に実現するか分からないし、どれもなくなってしまうかもしれない。

どれかを本気で選ばなくちゃならない…と思う。


残り時間がどれだけあるかわからないし、ヴェッカーとペンデルが統合したように、どれかを選ばす、どれもやれるとイイんだけど…。


どちらにしろ、好きな仕事をやれてていーじゃないですか!…と思われるかもしれませんが…

実際には「来月の生活費をどうしようか」と毎月心配してる生活です。


捨てて来た、無くしたモノも多いです。

明日はどぉっちだ!?