ヒーローショー | 監督ブログ  wecker

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「時空警察ヴェッカー」シリーズの原作・監督 畑澤和也の個人ブログです。
現在中国広東省で活動中

昨日の夜は「ガオガイガーナイト」だったのに、気が付いたらとっくにソールドアウト。「立ち見席ならありますが」と言われましたが、さすがにオールナイト立ち見で「ガオガーガーFINAL」はきつい!と断念しました。


昨日はいきなりですが、地元近く「石神井台小学校」の「防災フェステイバル」の一環として行われた「ヒーロークロスラインアクションショー」を観に行きました。


「ヒーロークロスライン」はご存知の方はご存知の村枝賢一先生の「ジエンド」を始めとする漫画家さんたちが生み出したオリジナルヒーローが掲載誌の枠を超えてクロスオーバーする企画の総称。

アメコミヒーローでは定番である「シェアワールド」展開をしてます。

主力掲載紙「マガジンZ」休刊の為、「ジエンド」以外の連載はほぼ一時休載となっていますが…どっこい、ライブ活動ほかでは現役ヒーローとして活躍中!でした。


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ご近所(と言ってもけっこう遠かった(;^_^A)だったので、村枝先生にもしばらくぶりにお会いしたかったので、近所の友人と行って来ました。

会場は普通に小学校の体育館。もとより冷房設備なんてありません。

観客は大きいお友達はほとんど居なくて、見渡す限り子供…子供…


登場したのはジエンド、アルクベイン、ネクロマン、そしてゲストとしてコスモX、クロスダイバー!(それぞれのヒーローに興味ある人はそれぞれに調べてください(笑))

当然テレビヒーローとしては認知されていない、しかも一見ヒーローに見えない(失礼)ヤツもいて、子供たちの反応が気になったんですが、まったく心配無用!


ショーが始まると、子供たちから「ジエンドー!」「アルクベーイン!」「がんばれー!」の大声援が。


さすが大泉の子供たち…という訳でもないいでしょうが(笑)…ライダーやウルトラマンに送る眼差しと同じ、純粋な眼でヒーローたちを観ていました。


ずっとカメラを構えて、自分のヒーローたちを見守る村枝先生も、とても嬉しそうでした。


前にも村枝先生とはそういう話をしたんですが、「仮面ライダー」や「ウルトラマン」「戦隊ヒーロー」だけじゃない、俺らの世代が(子供たちの為に)作って、ずっと残っていくようなヒーローを作りたい!……と思いますね。


ウルトラマンが遠くはるかな銀河に去り、レスキューヒーローの活躍も観れなくなり、仮面ライダーも「風都」という知らない街しか守ってくれない((笑)今、「本当に真剣にぼくらの地球を守ってくれる」ヒーローたちはいなくなってしまった。(あ、「ゴセイジャー」は地球を守ってますね。いっぱいいっぱいっぽいですが)


もはや、「ヒーロー」という存在自体が「仮面をつけた超人」ではなくなってしまっているのかもしれない…

そんな不安があったんですが…


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懸命にジエンドたちを応援する子供たちを見てて、嬉しくなりました。


これからも、ぼくらの街を、地球をも守り続けてください!





さて、以外にあっけなく終わった「仮面ライダーW」。


あのままショータローひとりで、「お前とはいつでも一緒だ。風都に風が吹いてる限りはな」とか言ってジョーカーのまま戦い続ける!…というラストをちょっと期待してたり、原作漫画の本郷と隼人のように、ひとつの身体に一心同体となり、「キミの感じている風を僕も感じる事が出来るよ!」……なんて、最後を…ちょっと期待したんですが……欲張りすぎか。


次また、映画やらなきゃいけない(苦笑)から、デフォルト状態に戻して終わんなきゃいけないですからね。