灼熱の京都から帰って来(たら東京も暑かった)て、休む間もなく今日も朝から打ち合わせの連続で、バテてる暇もないこの頃です。
昨日は10円玉で有名な京都平等院鳳凰堂~源氏物語ゆかりの地を巡る旅でした。
ツアーだったのですが、暑さで脱落する方が次々に……
暑さ寒さや雨嵐、そして幾度もの戦乱を乗り越え、1000年近く経つも建築当時の優雅な姿で佇む平等院鳳凰堂。
後ろから見ると(写真下)鳳凰が羽を拡げて休んでいる姿に見える。
1000年前からこの地にあるその姿を真近で見ていると、これこそ”時間移動”ではないかと思えます。
目を瞑って、もう一度開けると、目の前に平安貴族たちが見えるようでありました。
京都に住んでいた頃は何故か訪れた事のないこの場所でした(修学旅行コースの定番なのですが、京都市民は修学旅行では行かない)が、もう一度そこへ訪れたい、と思わせる場所でした。
今度、もっとゆっくり訪問したいな。
続いて京都宇治市。業界?的には「京都アニメ」がある地です(笑)。
自分も実は高校生の時、京都アニメでバイトしてた事があります。まだ黎明期も黎明期で、スタジオは木造の古い建物(プレハブみたいな)でした。まだ彩色や動画の下請けをやっていた頃で、何もない……自分も何も持ってなかったけど、婚約者もいて、アニメに夢を見ていた頃ですね。
さて、久しぶりに訪れた宇治市は、街そのものが映画のセットのようになっていて、文字通り風光明媚な地になっておりました。「観光」に行くなら京都市内より「京都」を味わえるかもです。
「源氏物語」には今まであまり興味を持った事がなく、今回のツアー取材前に少し勉強したぐらいなんですが、興味のある方には至れり尽くせりな「源氏物語ミュージアム」もあって、一通り所縁の地を巡った今では、自分もスゴく「源氏物語」の世界に触れたい気持ちです。
入門書?として面白そうな小説や物語、漫画、映画などがあったら教えてください。
今回のツアーに参加された画家の池依依依(いけい・いい)先生です!
この猛暑の中、黒い手袋も外さない全身黒ずくめの衣装が、まるで何かのキャラクターのよう。
年下だと思い込んでいたら6歳も年上のお姉さまだった!!
初日からなんとなく仲良くして頂いてたのが、あるタイミングで「あたし、あなたよりお姉さんだよ。きっと」と言われ、それ以降は「弟よ」と可愛がってもらいました。
依依お姉さま(笑)は、後で調べてみたら、台湾出身のたいへん高名な国際的画家で、スペインの国立美術館から「地球環境芸術特別厚労賞」を贈られた方!なのでした。
知らぬ事とはいえ、馴れ馴れしくしてすみませんでした(^^ゞ
「キミも仲間に入るか?」と言われたので、今度アトリエにお邪魔してみようと思います。
依依先生には失礼この上ないですが、僕の中では「キリ―」のイメージそのものでしたよ(35年後?)
という訳で(?)京都行も終わり、気になる(笑)「ヴェッカー」舞台の概要は今週中にも明らかにします!
要チェック!!