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「時空警察ヴェッカー」シリーズの原作・監督 畑澤和也の個人ブログです。
現在中国広東省で活動中


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hello,vifam!

という訳で(?)「ダンバイン」に引き続き、今さら「銀河漂流バイファム」にハマりました。

全46話を3日で観破!


これまた80年代前半のサンライズの傑作アニメなんですが…


すみません!自分、当時ほとんど観てませんでした!!


当時の芦田さんの鳥山明風キャラクターが苦手だったのと、ある理由からアニメを観る事から遠ざかっていたことが原因です。


またまた人生でひとつの「損失」をするところだった!


正直、実際3話ぐらいまで観てるのがツラかったけど…大人たちが次々に退場し、子供ばかりになってから…もう最後まで観(続け)るのをやめられない面白さ!

そして観終わった後のなんて清々しい事!当時観てたら当時の自分には物たらなかったかもしれませんが、まさに娯楽!まさにエンタテインメント!でした(ちょっとアメリカ映画ぽくはありますが)。

この「少年たちが明るい未来を信じて前向きにがんばる」姿が「ガンダム」とは違うその後のサンライズの作品…「勇者シリーズ」や「ライジンオー」などに継承されていくんですね…。


一応作品の説明しとくと、宇宙版「15少年漂流記」を標榜した、まさにそのような内容なのですが(説明になってない?)、決して絶望的にならず、明るく活き活きとがんばる4歳~15歳までの少年少女たち13人が本当に可愛い。

当時観てたら同年代(より年下)の少年少女に感情移入…出来てたのかもしれませんが、今観ると(観たことないのに)郷愁と、最初に退場する博士(年齢設定が今の自分と同じだった!)やケイトさん(物語中盤まで残るお姉さん)に…かなり入り込めました。


いわゆるシャア的な美形ライバルキャラのハズなのに妙にオッサンでなんかズレてるミューラー(でもかっこいいテーマソングはある)が妙に気にいったりもしました。



前々回書いた「サンライズフェスティバル」でも上映されますので、未見の方、当時観てた方も観てみては?



現在企画進行中の作品の「参考に」と見始めたんですが…サンライズのプロデューサー(当時の「バイファム」のプロデューサーでもあった)には「くれぐれも『バイファム』に引っ張られないようにね」とは言われてます。

でも、僕が目指したいエンタテインメントの理想的なカタチがそこにあったので…「バイファムみたいに」はならないですが「バイファムのような」作品は目指したいと思います(わかる?)。