待ちに待った!…というより…
blue rayの世の中になって(ないか)今さらDVDBOX発売!って微妙にタイミングズレてる感が「80」らしい。
1970年代末期…仮面ライダーが空を飛んで復活、リバイバルブームと呼ばれた時代に、何故かアニメで復活したウルトラマン。(「ザ・ウルトラマン」これはこれで”サンライズアニメ”として面白い)
1年後、やっと復活した「実写ウルトラマン」が「ウルトラマン80」でした。
ですが、当時リア中(リアル中学生)だった自分の感覚としては、既に「ガンダム」にも洗礼されてたし、正直「待ちに待って」はいなかったと思う。
当時の特撮ファンは(今もか)”セブン至上主義”だったし、実際(先生を突然やめてからの)2クールめの方が”空想科学ドラマ”として愉しいエピソードが多かったと思う。
「ウルトラマン80」ていう番組が、分けても”教師篇”が「いいなぁ…」と思えるようになったのは自分が矢的先生の年齢を越えて(ビデオで再見して)から。
実際”教師篇”は文字どおり”教師篇”で、子供(中学生)視点では描かれてないですから。
ウルトラマン候補生(という設定だったらしい)が、教師も含めて地球人としてトライアルするって話ですからね。
なんとなく、「80」の話してると”教師篇”ばかり偏重されてる気がして。
…それはほとんど、”教師篇”最終回である「ウルトラマンメビウス」第41話のおかげじゃないでしょうか?
万が一観てない同世代の方がいらっしゃるようなら「メビウス」の中でこの回だけは観てみてください。
もう、無条件にオヤジ泣き出来ます!
何もかもが未成熟で時代そのものが青春だった80年代前半。タイトルが示す通り80年代の象徴として、「ウルトラマン80」僕らの世代にはいとおしいウルトラマンです。
象やキリンが氷になって(笑)ささやかな、ホントにささやかな身内パーティーをやってもらって地球から追い出された(苦笑)80。
あれじゃ…帰りずらいよねぇ…
何の事だか分からない人も分かりすぎる人も、この機会に「ウルトラマン80」
”みんなでみよう!”
俺もDVD買いますよ!
