幕末ハイぺリオンへの道 2 幕末か戦国 | 監督ブログ  wecker

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「時空警察ヴェッカー」シリーズの原作・監督 畑澤和也の個人ブログです。
現在中国広東省で活動中

ハイぺリオンでBL?とマジメに考えているウチに、何度かお会いしていたI.N先生から声優企画を何か考えて欲しいという”天の声”が。
「それならいいのがあります!」と即答。
それが「幕末ハイぺリオン」の始まりでした。
ドラマCDではあるが、特に「女性向け」を気にしなくてもいい、という事で書き進めつつあったBL話(時警アカデミー時代の優生とショウマの「先輩×後輩」(笑)モノでした。…興味のある方は……いないか(笑))は封印され…

「どうせならまったくの新作映画を創るつもりで、スケールの大きいものにしないか」というご意見に異存がある訳もなく、まったく新しく構想を練り直しました。

最近近年にしか行ってない時空警察。どうせなら別の時代へ行かせたい。
早速「戦国」案と「幕末」案を提出。



程なくして「幕末で行こう」という返答を頂き、嬉しくはあったものの……「JIN」の大ヒットや大河ドラマ「龍馬伝」が始まる中、それが理由で安易に舞台を幕末にしたと思われたくないし、繰り返し書いているように畑澤にとって坂本龍馬と幕末は「いつか」映像化したい夢でした。


いつになく自分の中のプレッシャーは大きく、考え過ぎて書き進めなくなっていた頃、大久保香さん、北野裕己さんにお会いしました。

「ハイぺリオン」のファン(声優ファン…ではないらしい)であり大の特撮ファンでもある彼女たち。
大久保さんはいわゆる「歴女」でもあり、お二人のおかげで「難産」が予想された本作脚本は思いの外早く仕上げる事が出来ました。
女性ライターの参画でBL要素が入った訳ではないですが、より「カッコいい男」を描く事が出来たんじゃないかと思っています。

お二人にはその後も企画のお手伝いやらをして頂いています。いろいろありがとう。





そんな訳で今回の舞台は幕末。今回残念ながら登場しない折尾光四郎は、実は戦国時代にいるようです。

戦国時代、上杉謙信と言えば初代ヴェッカー・ユリーとも縁深い人物。かの地に取り残された(小説版)ニーナは……?




……これはまた別の話。




戦国時代に折尾光四郎かがいる……それを察知した時空警察は二人の時空刑事ルーバス(小野大輔)&ウェズン(平野良)を派遣した!

彼等を待ち受ける運命とは……?



以下次号!
…からはキャスティングの話。