森久保さんのセカンドシングル、発売中!です。自分も(サンプルもらいましたが)さっき1枚買いました。
でも、今回は「ハイぺリオン」と全然関係ない話。
先週末ぐらいから(理由があって)松本零士先生関係の本やでDVDをひたらすら観てます。今回のタイトルは松本先生の代表作のひとつ「宇宙海賊キャプテンハーロック」から。
前のブログの時にもちょっと書いたのですが、ハーロックは松本先生のキャラクターの中でも一番思い入れがあります。
久しぶりにテレビアニメ版「宇宙海賊キャプテンハーロック」何本かと映画「わが青春のアルカディア」を続けて視聴しました。
「わが青春のアルカディア」はビデオが手元にあるので、時々見返してた(いつ見ても何度見ても超ハイクオリティアニメだと思います)のですが、テレビシリーズを見返すのは実に30年ぶりぐらい。
第1話を見て、不覚にも涙が出ました。放送当時も感慨深く見てたと思うのですが、「ハーロック」は大人(オヤジ)になってからの方が泣けます。
「俺は、俺の胸の中にあるものの為にだけ戦う」「俺の旗の下で、俺は自由に生きる」ここで文字にだけするとなんだか前時代的で気障な台詞に見えますが、物語の中で語られると、とにかく胸に染みる。
第1話での「泣き」セリフは「まゆは7歳になったぞ」なんですが…(これだけだともっとなんだか分りませんね)
またまた「自分語り」をはじめてしまうと、「俺は俺のやりたいようにやる」といくつもの会社を渡り歩き、ついには自分で会社を始めて2年あまりが経ちます。
現在、「自由に自分のやりたい事をやる」のがいかに大変な事か…を「イヤ」という程、思い知らされています。苦もなく成し遂げている作家の方々や起業家の方々も勿論いらっしゃるのですが、自分のような凡人が、それを貫き通すのは本当に至難であります。
具体的には「ずっと自分のオリジナル作品を作り続けたい」という事なのですが、振り返ってみると、その意地を通す為にに失ったものも多かった気がします(主に金。いやこれがすべてか)。
そんなんで、挫けかけていた今日このごろに「ハーロック」を再見しました。今見ると、ハーロックも「やせがまん」してるなぁ、と思ったりもします。
40人の部下(彼は「仲間だ」というでしょうが)を引連れて、「自由に生きる」ための資金稼ぎが「海賊稼業」であった訳ですから。
さすがのハーロックも、最終回で40人の部下達を船から降ろします。愛人(?)ミーメだけを残して。
たった一人(1艦)で大事業を成し遂げ、やっと本当に自由になった彼は、今頃何をしているのでしょうか?
「ハーロック」からは、「男はやるべき時にやるべき事をやれば、普段はゴロゴロしてていいのだ」(笑)とか、「友達との約束は、相手が死んでも守り通す」といった、普段意識ぜずに心がけている(つもりの)事を教えてもらっていたようです。
「キャプテンハーロック」はその後も形を変えてアニメ化されているようですね。その後のを見た人は感想教えてください。
僕も、なんとか今にも沈みそうなわがアルカディア号(会社)を、目指す進路に明日は無くても(苦笑)信念を持って前へ、前へ推し進めて行きたいと思います。