皆さん、GWはいかがお過ごしでしたか?いつもながらどこまでが仕事でどこまでが趣味かわからん畑澤は、ひたすら企画書書いたり、あと小説(!)書いたりしてます。
今回は「ハイペリオン」に特別出演して頂いた黒部進さんのお話。
黒部進さんは、もう説明する必要まったくない初代「ウルトラマン」ハヤタ隊員としてあまりにも有名な方。若い人にも映画「ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟」「超ウルトラ8兄弟」での活躍や、バラエティ番組などへのご出演で、ご存知の方も多いでしょう。
チラシなんかを見て、ほとんどの方がまず反応するのが、やっぱり黒部さんのお名前です。
「ヴェっカーシグナ」に「ウルトラマンレオ」の真夏竜さんが出演されていたことや主役が「メビウス」(の中身)だったりで、畑澤はよっぽど「ウルトラシリーズ」が好きなんだと思われているようで、実際その通りなのですが、平山亨の弟子を名乗っているのも関わらず、なぜかずっと東映さんがらみの仕事をした事がなくて、ずーっと円谷、東宝関係の会社や方々とお仕事してきました。
…のですが、そういう流れで、という訳ではなく、「時空警察長官」すべての時空警察のトップにいる人間…として、最初から黒部さんしかイメージ出来なかったのです。
でもまさか、本当に出て頂けるとは思いませんでした。
改めてKさんと高峰圭二さん(についてはまた改めて書きます)に心から感謝しています。
撮影現場にて
はじめてちゃんとお会いした黒部さんはやはり独特の威厳というかオーラを発していて、緊張するばかりでしたが、ちゃんと監督を立てて頂きながら、うまく僕の演出をふくらませて頂きました。
仕上がった映像の中のシド長官はハヤタ隊員というより、サー・アレック・ギネス演じるオビ・ワン・ケノービのようでした。
こういう黒い人(笑)と対峙するシーンもあったりして、なおさら。アレスの中身は岩田栄慶氏ですから、ウルトラファン的には「そういう」見方も出来るかと。
初代「ウルトラマン」は自分の生年が放映開始年だったりもして(だからウルトラマン○周年は、自分○周年でもある)、格別な思い入れがあります。いつ見ても、何度見ても飽きず、独特のノスタルジーに浸らせてくれる映像は何よりの癒しになりますし、(特にCタイプ)ウルトラマンは究極の芸術品として美しく、神のごとき存在です。
神仏を信じない畑澤ですが、「ウルトラマン」だけは信じている。それ故に仏像の様に、常に身近に造形物を置いて拝み奉っている次第です。
もし畑澤に何かくださるような事があれば「ウルトラマン(初代Cタイプ)」大歓迎です!
(マークさん、2体めの「シャリバン」ありがとう!)