(過去記事参照:ご応募お待ちしております )
審査員は私、探偵bit-Hが責任をもって担当させていただいています。
繰り返しになりますが、
探偵川柳とは俳句でいう季語の代わりに探偵の趣を含んだ語を含んだ川柳のことです。
応募状況について、審査員である私、探偵bit-Hが責任をもって現状のご報告をします。
応募数は0です。
私の予想通りご応募の状況が芳しくないため、
私自身で探偵川柳をいくつか挙げさせていただき、
私自身でそれを評したいと思います。
それが審査員としての私の責任の取り方です。
では始めます。
探偵も
張り込み中は
命がけ
【審査員評価 ・・・・・】
はっきり言ってイマイチな探偵川柳です。
探偵川柳に必要な探偵の趣を感じさせる語として、「探偵」「張り込み」などを含んではいますが、
露骨すぎて嫌になります。
「命がけ」という表現も漠然としていて、情景が浮かびません。
探偵の被害者面も鼻につきます。
尾行して
また尾行して
風邪ひいて
【審査員評価 ・・・・★】
前述の句よりはまだマシです。
言うまでもなく「尾行」がキーワードです。
尾行を継続して風邪を引くといったあたりに、
意識の低さ、根拠なき被害者面がうかがえ、
自業自得だろという非難を抱えざるをえません。
韻を踏もうという心意気だけは評価します。
職質に
目線ずらさず
受けこたえ
【審査員評価 ・・★★★】
情景が目に浮かびます。
長時間の張り込みによって、警察による職務質問を受けている探偵が目に浮かびます。
しかし、警官とのやり取りの最中も、調査対象の動きを見逃すわけにはいきません。
職務質問のまっただ中にも職務を遂行し続ける探偵のプロ意識が感じられる作品です。
愛の巣も
張り込む身には
地獄の巣
【審査員評価 ・★★★★】
なかなかの良作です。
張り込みにくいラブホテルにて苦悩している姿、
それでも前向きに職務を全うしようとする心意気がうかがえます。
利用者側には最適な空間であるその場所も、
張り込む側の目線だと見える景色が異なります。
なんともいえない淫靡な雰囲気を醸し出すラブホテルで
葛藤する探偵の心に踏み込んだ深みのある作品です。
以上、いくつかの作品とその審査コメントを発表致しましたが、
想像以上に茶番感が強くなったので、今日は以上です。
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