先日のこと、近所のお宅のご主人とご挨拶した時、びっくりしてしばらく目が釘付けになってしまいました。
その方、スニーカーの踵を踏んで履いていらっしゃったのです。
踵を踏んでも履けるように作られたやつじゃありません。
普通の〇ュー〇〇〇〇のスニーカーです。
もうかわいそうなくらいぺっこり平らになった踵は、日常的に踏まれているんだなと想像するに難くない状態でした。
余談ではありますが、あの踵を踏んでも履けるという靴は世の中からなくなればいいと思っています。(笑)
あんなものを大人が履くから、子ども達が靴の踵は踏んでもいいものだと思うのです。
この仕事を始めた当初、息子は小学生、娘はまだ幼稚園でした。
子ども達の姿勢や歩き方の事を勉強し始め、靴と子ども達の成長の事を知り、授業参観の帰りに子ども達の下駄箱を見て回ったことがあります。
そこにはもうびっくりするほどの数の踵を踏まれた上靴が並んでいました。
靴は踵を踏んだ瞬間に死にます。
まあでもそもそも、簡単に踏みつけられるような柔らかい踵の靴はダメなのです。
靴の踵にはヒールカウンターという芯が入っていて、それがちょっと手で押しただけでは形が崩れないくらい固いものが◎
その硬さが子ども達のまだまだ柔らかい踵の骨をサポートしてくれます。
そういう靴は簡単に踵で踏みつぶせません。
最初のうちは硬くても、1週間も履いていたら柔らかくなってしまうものもあります。
そういうところもお父様、お母様がチェックしてあげてください。
ただ、残念ながら上靴はほとんどがペラペラのぺこぺこ。
踏もうと思えば簡単に踏みつぶせてしまいます。
言ってもなかなか聞いてくれないなど、お母様たちのお悩みの声もたくさんあって作られているのが、踵踏み防止機能が付いた上靴です。
※写真はムーンスターの公式ページからお借りしています
これ、踵踏み付け防止機能がついています。
全部で6色展開されています。
ムーンスターはキャロットシリーズといい、とてもいい上靴がランナップされています。
幼稚園、学校の指定のある方は難しいと思いますが、自由に選べるという方は選択肢の一つにしていただけるといいと思います。
ただ、子ども達になぜ靴の踵を踏んではいけないかということを教えることも大事です。
物を大切にするとか、だらしがなく見えるからというだけでなく、踵の骨を守るという大事な機能が失われてしまうことや、踵を踏んで履くことでつま先の方に重心がかかりやすくなってしまい、それが骨の痛みにつながることもあることなども、わかりやすく説明してあげるといいと思います。
そしてまず、大人がきちんと靴を履く見本を見せること。
これが一番ではないかと思います。
※夏休みの親子ウォーキングレッスン、受付しております。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
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