特殊部隊Destinyのアドバンが使用するマシンガンをBisonカスタム仕様にしてしまおうという構想。
アドバンの愛用銃はアーサーですが、特殊部隊ですので、リボルバーオンリーという訳にはいきません。マシンガンなんて買ったことも無い程、今まで無関心だった私ですが、1丁だけ、これはかっこいいな~と以前から思っていた代物があります。

それがこれ

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 そうです。昔のギャング映画には必ずといって良いほど、登場するあの「トンプソン」です。近年の映画では第二次世界大戦を舞台に描いた「プライベート・ライアン」でも登場していたみたいですね。トイガンとしてはマルイから電動ガンとしてラインナップされていますが、その仕上がりの美しさは大変好評を得ている1丁のようです。このダイカスト黒染めの雰囲気満載のパーツ類を十分に生かしてBison流にカスタムしますと、こんな感じです。

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 かなり古い時代の設計の銃ですので、調べた所ストックの位置がしっくりとこないなどの難点があるようで、そういわれて見ると確かにストックが下がり過ぎている様に思えます。そこでストックも造り変えてしっかり脇と肩でホールド出来て片手で思いっきりブッ放せるようにカスタマイド。マガジンはロングだと振り回したりする時じゃまなのでショートにするか、出来たらシカゴギャング仕様のドラムタイプにしたい所。しかしマルイ用のドラム・マガジンって出ているのか?!無かったらう~ん「チロリア~ン」のカン缶でも改造して造るしかない・・・


 トンプソンのシンプルなかっこよさを生かしたいのでデザインはあくまでシンプルに!これがBisonお初のマシンガン・カスタム「Destiny-トンプソン」だ。でもって実践を重視するならランチャーを装着するって手もある。


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 この場合ランチャーのトリガーを引きやすいようにマガジンは通常のタイプの方がよさげですね。後はお好みでバレル側面にレーザーやライト類を装着すればアサルト・トンプソンの出来上がり。


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2005.3.12

<資料>

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オプチィックマウントをブル・バレル本体に加工し、アンダー・ウエイトは取り付けず、バレルのウエートでリコイルを殺すという設計。


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フランク・グレン (Frank Glenn)
'90,'91と、2年連続ビアンキ・チャンプのGUNをメイクしたガン・スミス


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ビアンキ・カップでフランク・グレン・カスタムを使用するロブ・リーサム。


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画像引用

国際出版株式会社 Gun No.1991/9 より


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M-19をベースに制作したジャービス・Custom。


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パイソンベースで作成したカスタム

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<参考資料>

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S&W・M686をベースに、アンダーウエート、エイム・ポイント用マウントが取り付けられたシンプルなジャービス・カスタム。


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ビル・ジャービス(Bill Jarvis)
1980年にジャービス・ガンスミスィングをオープン、以来数多くのマッチ用カスタム・ガンをメイクする。


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ビルが手にしているのは上のM686とはオンス違いのウエイト。


画像引用

国際出版株式会社 Gun No.1988/11
株式会社ダイヤモンド 月刊モデルガン・チャレンジャー No.1984/11
KKワールド フォト プレス 月刊コンバット・マガジン No.1982/10 
より

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1989のコンバット誌で紹介されていた「コジロー・スペシャル」のリブサイトと、イチローさんの「カップガンⅥ」のアンダーバレルを参考にして造ったビアンキ・Custom。


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こちらは、ラバー・ブリップを取り付けたショット。


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<参考資料>
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ジムが手がけた「コジロー・カスタム」


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マッチ経験もある、ジム・マクマホン


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ジムが造ったカップガンⅡ
先の方だけが丸くなったスラブバレルはスラリと伸び、その上に未来列車のようなリブが走る。下には反逆するように鋭角で構成されたアンダーラグがあって、7個のホールがラグに軽快さを与えながら、その印象をアグレッシヴにしている。


画像引用

KKワールド フォト プレス 月刊コンバット・マガジン No.1989/3 No.1989/4 より

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コンバット・シューティングを得意とするデェイ・ジーの為に造った、ショートスタイルのPPC。上はM-19とM-29のコンバット・ブル。下はM-19のコンバット・スラブ。

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リブはクイックファイア向けのアリストリブ。

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↓パイソン4インチ・スラブ

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私以上にグラマス狂のグランド・ハマーの為に仕上げたグラマス・デラックス。ハイヒール・ボトムを履いてます。

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↓M-66アルミモデル

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↓M-29モデル
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クレイジー・ドッグが映画「ドーベルマン」を見て、これと同じ奴を造って欲しいと言うもんで造ってみたカスタム(ドーベルマン・カスタム)。

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映画ではバレル・ホールにランチャーを装着していたようだが、実用性を重視してレーザー・サイトを埋め込む。

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実は私、この映画まだ見ていません。


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heavy・バレルを好むスピード・キングの為に仕上げたPPC・カスタム(PPC・KING)。彼が乗っている車 を見れば、なぜこのデザインが好みなのか良く理解出来る。

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リブ・サイトはアリスト・クラット風。

こちらは8インチモデル。
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デイビス・カスタムをこよなく愛するマックス・デニーロの為に仕上げたPPC・カスタム(PPC・MAX)。ロンと同じ部署に所属する彼もバイク乗りです。上がM-19・6インチ、下がM-29・8インチモデル。

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こちらは、溝のデザインが多少異なるM-66モデル。このスタイルもデイビスには実在します。
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スチィール・チャレンジの女王、キャサリン・ローズの為に造ったカスタム・Bison。「ラッシング・バッファロー」(突進してくる猛牛)。
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ウエイトを下に付けたりコンペを先端に付けたりと言った手法ではなく、バレルにかぶせると言った、独特な手法でウエイトを装着。軽量化の為、肉抜きされたそれはウエイトと呼ぶよりも「バレル・プロテクター」と呼んだ方が相応しい。


 <キャサリン・ローズモデル>

ケイク・アートの秘書を務めるキャサリン・ローズのアンダー・ジャケット・モデル。

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スチィール仕様とは違いこちらはオープン・サイトで、シルバー&ブラックのバレル&シリンダーとパール・ホワイトのグリップが、彼女の知性と品格とお色気をかもし出す。

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早撃ち(スピード・ショット)で彼女の右に出る者無し。