ドキュメント 底辺のアメリカ人
![]() | ドキュメント 底辺のアメリカ人 (光文社新書) 林壮一 光文社 2009-01-16 売り上げランキング : 11659 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
このテーマの新書は川田夫人が大当たりを飛ばした余韻がまあだあるかと思うが、著者にとっては、「アメリカ下層教育現場」の続編的位置づけか。今回は体験ものではなく、取材ものになるのだが、ちょうど大統領選があったおかげで、インタビューもとり易かった様だ。但し撮影はNGのことが多かったらしい。しかし、実のところはNGではなく、無料撮影に拘ったのではないかという気もした。とにかく手当たり次第にインタビューを試みた感じで、「底辺」ではなく、「中流、下流」の人が多い様だ。特に仕事を持っている移民は送金もしているはずだから、身分が不安定なだけで、資産的には「中流」に区分してもよかろう。なお、当然の如く、9割がたオバマ支持。プア・ホワイト、レッド・ネックの連中も共和党支持などいやしない。さすがにKKKまではよう辿りつかんかった様だが、アメリカの「底辺」は「ワープア」ではなく、「犯罪」に近い位置にいると思う。しかし、アメリカのコリアン一世は、そこまで日本人を忌避するかな。アメリカという地に来て、「共通の敵」ができて、逆に結束するケースが多い様にも感じるのだが。まあ少なくとも、在米コリアンは黒人やヒスパニックより、日本人がマシだと思っていることは確かだろう。
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英単語500でわかる現代アメリカ
![]() | 英単語500でわかる現代アメリカ (朝日新書) 尾崎 哲夫 朝日新聞出版 2008-07-11 売り上げランキング : 191151 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
新書定番の英語学習もの。日本語の単語の後に英単語をそのまま挿入というスタイルは、ちょっと前に流行った「和製ペーパーバック」シリーズと同じだが、その起源はもっと前にあるのだろう。プロローグで「豆単」からの日本の英単語練習帳の歴史を紐解いていて興味深い。「現代アメリカ」ということで、時事ものが多いのだが、これも大統領選効果本か。一応、オバマ、ヒラリー、マケインの順で取り上げてはいるのだが、量も評価もオバマが二人を凌駕。もうほぼ大勢が固まった時期か。その後は「歴史」から「音楽」まで幅広く。こういうのは便利かと思うのだが、英語ばっかりしか出ないのは、やはり需要と供給の関係なのかなあ。他言語だと、どうしても既習者しか相手にできないけど、時事単語が一番頭に入ってくる。とても宮澤喜一みたいにAから全部覚えるなんて芸当はできないし。
★★
余命半年
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結構若い人が書いてたんだな。
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ワーキングプア死亡宣告
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自分語りだけでよかった。慣れない文化論はいらん。
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秘訣は官民一体 ひと皿200円の町おこし
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自画自賛か。
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民主党
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いわば回顧録みたいなものだけど、この人の書くものは分かりやすい。
★★
死んだ金魚をトイレに流すな
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どうもこういうのは苦手。
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イギリス型<豊かさ>の真実
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林信吾の本なので、どうせまたイギリス礼賛、日本罵倒といったものかなと思ったら、そのパターンは前半だけであった。今回は医療と年金の問題に的を絞っているのだが、イギリスの無料医療制度を単純に賛美するだけでは異論が出ることを見越してか、中盤にはイギリス医療の問題点をかなり厳しく批判。ところがこれはどうもアリバイの様で、それでも、日本では年とったら医療費が大きくのしかかる、イギリスでは医療費がタダだ。だからイギリスの方が良いだろという結論になっている。とはいえ、日本にイギリス式の医療制度を導入したところで、日本の老人が安心して医療を受けられるというものでもなかろう。日本の老人の病院通いは一種の仕事みたいなもので、病気になったから医者にかかるというものとはまた違う。社会との接点として通院を続けている人も多いだろう。一体、イギリスの医療制度の下では、我が国の老人の何割が「病人」として認められるのだろうか。全く病気のない人間はそもそも存在しないので、医療は制度の問題というより、哲学的問題になってくるのかもしれない。
★★
ご近所富士山の「謎」
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知らん世界だが、全く興味が沸かなかった。
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