新書野郎 -227ページ目

博物館の誕生

関 秀夫
博物館の誕生―町田久成と東京帝室博物館
タイトルまるっきりそのまま。分かりやすい。
★★

沖縄「戦後」ゼロ年

目取真 俊
沖縄「戦後」ゼロ年
なんつーか.......中国大使館の作文みたい。
作家のくせに自分の言葉で書いていない。
沖縄の人もそろそろ狙われてきたね。

国際離婚

松尾 寿子
国際離婚
こんなハズじゃなかったのよ党宣言。
★★

サルトル  

海老坂 武
サルトル―「人間」の思想の可能性
今年はサルトル生誕100周年という事で、サルトル特集が結構いろんなところで組まれていた。その一環としてだろうが、岩波新書にも登場。著者の海老坂先 生も懐かしい名前だ。もう70歳を越えた様だが、相変らず「シングル・ライフ」を満喫しているのだろうか。その一般読者に優しい文体は相変らずで、サルト ル入門としては新書だし、評伝形式なので、取っ付き易い。評伝といえば、サルトルの著作で一番多いのが評伝という事は初めて知った。『聖ジュネ』くらいは 読み直してみよう。「リベラシオン」創刊の話も興味深い。「週刊金曜日」はこれをモデルとしたのだろうか。ただ、さすがに社長から掃除夫まで同一賃金とい うモデルは導入されず、当初からワンマン体制であった様だが。結局「リベラシオン」は変節を受け入れ、生き残ったが、週金には頑張ってもらいたいものだ。
★★

人生に意味はあるか

諸富 祥彦
人生に意味はあるか
人生に意味はあるかと考える事に意味はない。

古本買い 十八番勝負

嵐山 光三郎
古本買い十八番勝負
小惑星の話なので、読者はその世界には入れない。


現代小説のレッスン

石川 忠司
現代小説のレッスン
小説を読まずに小説論を読む儚さよ。

なぜ家族は殺し合ったのか

佐木 隆三
なぜ家族は殺し合ったのか
読んでいて気持ち悪くなった。まさに鬼畜の中の鬼畜。
★★★

戦後政治家暴言録

保阪 正康
戦後政治家暴言録
これは面白い。しかし、還暦をとうに過ぎた著者の、最近の出版ペースには驚かされる。まさに新書先生だ。
★★★

反米の世界史

内藤 陽介
反米の世界史
米国に関する本というより、米国に対する世界のまなざしを切手という切り口で振り返る本。この「切手国際関係学」というべきジャンルでは他の追随を許さない著者だが、実際には殆どこの人の「発明」みたいなものである。その処女作だった『マオの肖像』 に は驚いたが、その後もコンスタントに、著者を出し続け、現在は「切手の博物館」の副館長になっているというから、趣味も実益も仕事も名誉も見事に集約させ た幸福な人だと思う。この新書は過去に出した著作から「エッセンス」を抽出したとの事だが、なんとも分かりやすい国際政治史だ。これをヒントに新たな学問 を開拓できないものか。
★★