掃除のはじまりは、何もない空間からやると作業が早い。


我が家は大掃除をしません。

そのかわり1年をかけて毎月整理整頓する場所とお掃除する場所をしっかり決めて、
その月にがっつりやることにしてます。


風水では2月の立春が新年のはじまり。


西暦では「始まり」であり、旧暦では「終わり」でもある、そんな「はざま」の1月に、
<寝室を整える>ことにしています。


ほら、寝室って1日の「始まり」と「終わり」を迎える場所でしょ?
なんとなくそういうところが、1月に寝室を整えたい気分になるかもしれません。


まずは「お掃除」から着手。


基本的にずぼらで超がつくほどの面倒臭がりなワタシ…
じつは、寝室って家族以外は誰も入らない場所なので、
腰窓の棚とベッド足元の棚の上は、つい色々とモノを置いてしまいがち。


本、書類、キャンドル、リップ、香水、ジュエリーなどなど。
そんな小物や大物を全部どかして、何もない状態にリセットしてからお掃除、はじめます。


ちなみに。どんなにモノがいっぱい置いてあったとしても、
その時に「しまう」「片付ける」という作業はしません。
そうすると、お掃除ではなく、「お片づけ」になってしまいますからね。


掃除機で掃いて。
セスキ&メラミンスポンジで汚れを浮かせて。
雑巾で汚れを取り除いて。
そして、マイクロファイバーで乾拭き。


窓ガラスのキュキュっていう音を聞くと嬉しくなります。


この作業を棚上から窓、窓枠、そのほか壁面家具などもしっかりお掃除。
まっさらな状態からスタートすると、ものの1時間もしないで終了です。
お片づけに突入しないと、お掃除時間はそんなに長くかからないんですよね(^^)


お片づけは元に戻す作業のときにやります。
空間が綺麗だと、片づけの作業がじつははかどります。


だって、綺麗なところに、汚いものを戻したいって思う人はいないでしょ。
捨てるという選択、棚の中に仕舞うという選択、その判断が早くできる気がします。



上から10cmだけ当時の綺麗なピンク色が残っている、4年後のカーテン。


今年は初めての試みとして、レースのカーテンをやめることにしました。


4年前にデザイナーズ・ギルドで◯十万かけて作ったこのレースのカーテン。
ショッキング・ピンクの色とモダンな柄が大好きでしたが、
東南角部屋の窓のため、激しく色あせてしまい、風合いも悪くなってしまいました。


え?こんなに可愛かったの?と驚きの当時の様子はこちら→Designers Guild Pink


そんなとき。先日、大好きな有元葉子さんの本を読み返したときに、
窓にはカーテンをつけていないと書いてあることに気がつきました。
レースのカーテンをつけないという選択もありだなーと。


【書籍】
使いきる。 有元葉子の整理術 衣・食・住・からだ・頭/講談社
¥1,404
Amazon.co.jp


【Kindle版】
使いきる。 有元葉子の整理術 衣・食・住・からだ・頭/講談社
¥1,134
Amazon.co.jp


カーテンは生地ですから。当たり前だけど、洗濯しないと埃っぽい。
そんな手間も省けるのは一石二鳥かも。


でも、我が家はオットが夜型なので遮光カーテンを処分する勇気はなく…
(怒られそうで怖い…)
そちらはクリーニング店で綺麗になるようお願いすることにします。


場所柄、全然覗かれる心配は、ほぼないんですけど。
レースのカーテンが無いということだけで、なんだか緊張感がでてきますね(笑)






棚の上には、キャンドル・コレクションと湿度計、フロアライトのみ。
空間が整っていると、なんだかいつもの夜景も綺麗に見えます。