バレエ向きじゃない脚をもつ少女の巻(1) | パパはバレエダンサー

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パパはロシア人バレエダンサー。中央アジアはキルギスタン
ビシュケクというところで暮らしています。
娘が2人、猫2匹。夢だったバレリーナ・・・
気が付けばバレエダンサーの嫁になってました。
いろいろ突っ込みどころ満載の
日々の暮らしを漫画でアップします。

みなさまこんにちは!

 

昨日、めるもバレエ様とコラボして

初ZOOMレッスンイベントを開催しました。

 

私は配信もかねてなので

どうしても先生的立ち位置になってしまうんですが

本当に恐れ多いというか恐縮します。

 

本人ノリノリでアドバイスしているとみられるかもしれませんが

とんでもないことです。

 

びくびくしながらやっています。

 

教えてほしいのは私の方です。

 

 

さて、なぜか人気の次女ちゃんは

配信でも「呼んで来い!」と言われるほど

人気です。

 

長女が「私のことは誰も好きじゃないの?」と

気が付くくらいには人気です(笑)

 

そんな次女が歩き始めたころのエピソードを

ご紹介したいと思います。

 

次女が1歳になって歩き始めたころ。

 

赤ちゃんって内またではないですか?

違う!ってこともあるかもしれませんが

 

寝たきりのころは(寝たきりって…)

股関節がパカっと開いていて

いわゆるガニ股なんでしょうが、立ち始めると

膝が前を向いてきて初めての1歩が出るようになります。

 

ガニ股時期にそのまま立ち上がって

膝が伸び、かかとから一歩が

出たらそりゃバレリーナ一直線なのですが

人体の法則的にそれはないのでしょう。

 

行きたい方向につま先は向くものです。

 

しかし、次女ときたら

私にそっくりでつま先同士がこんにちは。

 

外脚とは程遠い内また子でした。

 

なんなら膝も湾曲しO脚。

 

私も自分の足にひっかかって転ぶような人生でしたので

次女も「バレエ向きではないな…」と諦めモードで

穏やかに過ごそうと思ってたんです。

 

でも、ある日の散歩中、唐突に呼び止められました。

 

医者を名乗る女性が次女を見て

追いかけてきてくれたのです。

 

私のロシア語の理解力でもわかったのが

ありがたかったですが「医者に行け」と言われました。

 

そのお医者様は急いでいたようで

すぐに立ち去ってしまいましたが

 

どうやら次女の内また加減は尋常じゃなかった模様。

 

普通の生活を…という希望さえも打ち砕く

絶望的な内またですと。

 

知らない人に声かけてまで

注意するくらいですから

本当にダメだったんでしょう。

 

なまじっか自分も内まただったので

「そんなもんか」で見過ごすところでした。

 

うちのロシア人も気にしていたようですが

「私の子どものころと同じだよ」という

言葉に騙され「恐るべし内また遺伝子」という

解釈で見守られていたのです。

 

だがしかし医者の目を引くほど

内またなのではどうにかしないといけません。

 

歩くという行為は日常なので

定まってしまってからでは修正が難しいです。

 

歩き方で脚の形が定まるなら骨が形成される幼児期に

いまのうちに!治す必要がありそうです。

 

どうやって治したか4コマ書いた覚えがあるので

もしかしたらこのエピソード被ってる??

 

まあいいや。

 

これには続きがあるので

治してどうなったか

続いて書きたいと思います。

 

では!

 

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