バレエ団の試験で何やるか?なんて | パパはバレエダンサー

パパはバレエダンサー

パパはロシア人バレエダンサー。中央アジアはキルギスタン
ビシュケクというところで暮らしています。
娘が2人、猫2匹。夢だったバレリーナ・・・
気が付けばバレエダンサーの嫁になってました。
いろいろ突っ込みどころ満載の
日々の暮らしを漫画でアップします。

みなさまこんにちは!

 

バレエ団が試験をするということで

団員は戦々恐々…すると思いきや

おじさんたちはそうでもない様子。

 

同じ年の同僚と試験について話し合い

「真ん中に出てってザンレールでも決めてやれ」という

話からオモロイ方向にもっていこうとする。

 

「はて?」という感じの人もいるかと思うので

言っておきますが。

 

「できない」から面白い話なのですよ。

 

ザンレールやアントルシャシスとかユイットとか

バレルターンなど男性特有の大技がありますが

あれだっていつまでもできるわけではありませんし

誰もができるわけではありません。

 

ましてや昭和生まれのおじさんたち(ロシア人だけど)

には面白話になるくらい膝が痛くなる話なのです。

 

シャンジュマンで精いっぱいのおじさんたちは

試験で一体何をすればいいのか?

と自嘲気味に話していたのですが

 

「若い人でやればいいのに」と

思ったロシア人はなんと!

 

おじさんたちを裏切って当日欠席。

 

その日に白鳥のリハーサルがあるから

必要なら見に来れば?と

上から目線発言をして試験にはいかなかったそうです。

 

白鳥の湖では王子の側近が今の配役です。

 

もちろんザンレールもしなければ

540もしません。

 

そういう役もありますから。

 

でもそういう態度でクビ切られそうなんだけど

 

食べてくために試験いってくださいよ~

 

もう遅いけど。

 

イベントバナー