みなさまこんにちは!
バレエ団が試験をするということで
団員は戦々恐々…すると思いきや
おじさんたちはそうでもない様子。
同じ年の同僚と試験について話し合い
「真ん中に出てってザンレールでも決めてやれ」という
話からオモロイ方向にもっていこうとする。
「はて?」という感じの人もいるかと思うので
言っておきますが。
「できない」から面白い話なのですよ。
ザンレールやアントルシャシスとかユイットとか
バレルターンなど男性特有の大技がありますが
あれだっていつまでもできるわけではありませんし
誰もができるわけではありません。
ましてや昭和生まれのおじさんたち(ロシア人だけど)
には面白話になるくらい膝が痛くなる話なのです。
シャンジュマンで精いっぱいのおじさんたちは
試験で一体何をすればいいのか?
と自嘲気味に話していたのですが
「若い人でやればいいのに」と
思ったロシア人はなんと!
おじさんたちを裏切って当日欠席。
その日に白鳥のリハーサルがあるから
必要なら見に来れば?と
上から目線発言をして試験にはいかなかったそうです。
白鳥の湖では王子の側近が今の配役です。
もちろんザンレールもしなければ
540もしません。
そういう役もありますから。
でもそういう態度でクビ切られそうなんだけど
食べてくために試験いってくださいよ~
もう遅いけど。