赤い靴症候群に気をつけろ! | パパはバレエダンサー

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パパはロシア人バレエダンサー。中央アジアはキルギスタン
ビシュケクというところで暮らしています。
娘が2人、猫2匹。夢だったバレリーナ・・・
気が付けばバレエダンサーの嫁になってました。
いろいろ突っ込みどころ満載の
日々の暮らしを漫画でアップします。

バレエってやめるタイミング難しいですよね!

 

もうやめる気がなくなったので

動ける限り続けますけど。

 

逆に考えたら動けなくなったらやめられるのに…

 

「あぁ!いっそのこと足を切り落としてしまおうか?!」

 

こういうこと本気で考えるのですよ。

本当に生まれつきや事故で四肢を失った方には

大変失礼な話で、そう気がついたときには猛反省したのでもう怒らないでください。

 

足を切り落とすといえば「赤い靴」です。

 

もともとバレエには関係ない話ですが

バレリーナが主役の「赤い靴」が作られてから

バレエと赤い靴は連想しやすくなりました。

 

 

物語は映画の方で足はなくなりませんが

元の話では踊り続ける足を切り落としてほしいと

少女が懇願して木こりに切ってもらうというスゴイ展開になっています。

 

私は「やめたいのにやめられない」バレエを

やめるために体を壊したいとまで思うことを

「赤い靴症候群」と呼んでいます。勝手に。

 

バレエ愛好家のことを

「赤い靴を履いちゃった人」ということがあります。

 

職業の人は結構すんなり脱げるのに

趣味の人が脱げないとは…

 

履いている靴が違うのでしょうね。

 

一方は本物のトウシューズ。

 

私は赤い靴なのです。

 

今年コロナにかかって

10日間安静にしていた時間がどんなに心安らかだったかわかりません。

 

妊娠中に動くなと言われてどれほど気楽だったかしれません。

 

それなのに!!

 

動けるようになると

お稽古せずにはいられないのです!!

 

強迫観念ですよね。

 

病的です。

 

いつからか諦めて

「やりたいならおやりなさいよ」と自分に言えるようになりましたが

いつまでも

「バカみたいね」

という気持ちも消えません。

 

何のために?

はこれまでも頭にぐるぐるなんです。

 

好きだからと素直に言える範囲を超えてしまって

苦笑いされるところまで到達してしまいましたから。

 

あちこち痛くて

痛いと思いながら毎日体を使います。

 

ほんと、何のためなんだろう??

 

やはりこれは自分ができるところまでやりたいということと

できなくなるまでやりたいという、同じようでちょっと違う気持ちが同時にあるからだと思う。

 

 

 

まぁまぁ湿っぽい話はよしましょう。

 

そうそう、四十肩が治りました!

片方は数年前にやったのですが

反対側にもきて完治しました!

 

本当痛くて何やっても痛くて

でも腕は上がるし動くので

ただ痛いだけ。

 

寝てても痛いの参ったわ。

 

股関節も痛いほうだけぐんぐん柔らかくなっているのは

外れちゃったとかじゃないよね??

 

股関節、というか鼠径部なんだな。

 

骨ではない。

 

痛い痛いと思いながらストレッチするとこれまた

柔軟度上がっているのでやめられない。

 

鼠径部もいたいなら反対側の足も痛い。

足首と書いたけど

足の裏からアキレス腱まで

つながっている何かが痛い。

 

でもそのせいで足首が柔らかくなった。

 

なんなんだ…

 

腰もいつも痛いけど

まだまだ柔らかくなっている感じがする。

 

痛みにも種類があって

やったほうがいいのと

休んだ方がいいのと

どうでもいいの。

 

私のはどうでもいいのなのだろうか。

 

バレエしていない時はおばあちゃんのような身のこなしなので

ロシア人から「いい加減にしないと歩けなくなるぞ!」とか言われてしまって

「そうなったら休めるのに~」という私はやはり

赤い靴症候群なのです。

 

バレエは健康のためならず。

 

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