カマ足克服トレーニングをしてきれいな足先を目指す! | パパはバレエダンサー

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パパはロシア人バレエダンサー。中央アジアはキルギスタン
ビシュケクというところで暮らしています。
娘が2人、猫2匹。夢だったバレリーナ・・・
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いろいろ突っ込みどころ満載の
日々の暮らしを漫画でアップします。

みなさま今日もこんにちは。

 

今日も新体操のトレーニングから

これはバレエにも!というトレーニングをお伝えします。

 

うん、もしかしたらバレエのトレーニングとしても

みなさまやっているかもしれませんね。

 

私は知らなかったので、同じような方に向け発信します。

 

さて、カマ足はつま先があらぬ方向に曲がっていってしまうという

ありがちなのにとっても恥ずかしい現象です。

 

そう!恥ずかしいのです!

 

なぜならその足先を見られると

初心者か?または子どもか?と

思われてしまうからです。

 

バッチリメイクも決まってて

衣装も美しく

アームスも表情も完璧なのに

「カマ足かよ!!」

と総突っ込みを受けてしまえるほど

恥ずかしい代物なのです。

 

しかし!!

初心者だから起こるというモノでもありません。

 

子どもからでもいつまでたっても直らない人いますし

私もふとした瞬間に再会することがあります。

 

パッセの時とかね。

 

ひぃいいいいと思うのですが

もう瞬時に直すことができますよ。

 

でも昔って直し方がそもそもわからないというか

アンディオール不足と勘違いしていたというか。

 

両手の指を組んでひっくり返して指定された指を上げるような。

鏡に映した自分を見て自分の髪の毛を切るような。

 

自分の身体でありながら自分のものではないような

「あれ?こっちじゃないんだっけ?」という

感覚がぬぐえないのです。

 

つまりどういう感覚で取り組めばよいかわからない。

 

 

なぜカマ足が頻発するかといえば

身体にとってその方向のほうが自然だからだと思います。

 

特につま先を伸ばそうと思うと

最大出力ではカマ足方向に伸びるのが普通です。

 

それを制御して反対にもっていこうとするのが

バレエなのです。

 

不自然の極み。

 

話は変わりますが

合宿で一緒になった代表にはある問題がありました。

 

足首を痛めているとお話したと思いますが

その原因の一つが「カマ足」です。

 

足首が弱く体重を支えきれない時

ルルべの足首がカマ足方向にグギっとなると想像してみてください。

 

恐ろしい…完全にくじいてます。

 

代表の場合は小指のほうに体重をかけてしまうことも

そうなってしまう理由ですが

新体操のように高いルルべを必要とする場面では

小指方向に体重がかかりやすく

カマ足状態になりやすいのでしょう。

 

もう想像しただけで痛いのでやめておきますが…

 

バレエだってきちんと訓練しなければ

ポワントに立って外側に足くじくなんて

容易に想像できます。

 

ただ、立ちきれてない人にはあまり起きないので

ふいに立ちきれてしまったときに事故りますので気をつけましょう。

 

さて、バレリーナはカマ足どころかその逆のフィッシュという

足先を持つ人が多いと思います。

 

「そっちには足首は曲がりません」という方向に甲がぎゅいんと曲がっているので

「あ~キレイ」と思わされるのですが

アレの鍛え方が上のソレです。

 

今回はゴムバンドを使いますよ。

 

 

 

 

こういうのですね。

 

よくつま先を伸ばすトレーニング?で使いますが

今回は縦に引っ張るのではなく

横に引っ張ります。

 

やり方は4コマを見てもらって

補足しようもないくらい単純なんですが

ポイントは膝で動かさない。

かかとを起点にして動かさない。

 

かかとより先の部分を外方向に動かすようにしてみてください。

 

親指から土踏まずのラインと

私はふくらはぎの外側がピーンと張ったようになります。

 

カマ足だったら際限なくできるのに

こっちのフィッシュ方向にはびくともしないという人も

いるかもしれませんが

続けているとフィッシュにするときどこを使うかが分かってきますよ。

 

むしろフィッシュにならなくても

その使い方がしたいのです。

 

私はずっとアンディオールが苦手だったので

カマ足も致し方ないととらえていたのですが

これはこれ、それはそれ。だということに

最近気がつきました‼衝撃‼

 

超内股で足先スゴイフィッシュという人も少ないかもしれませんが

アンディオール方向に足先を回すという点では同じです。

 

カマ足はアンデダン。

 

ゴムバンドが手元にない人は

タオルでもなんでもいいのでさわりだけでもやってみてください。

 

 

 

例えばピケアンデダンなど進行方向に足を出す

ピケ!!という瞬間にこのカマ足克服トレーニングの効果が

出ます!(うまく体に落とし込めれば…)

 

スクリューでねじりこむピケ。

 

かかとが前に送り出される形で

ピケが立てるので

回りやすーーーくなりますよ!

 

ただ、ピケアラベスクしたら

かかとが前に出るんだけど自分も回っていってしまうという副作用があります。

これ以前にも書いたけど・・・まだまだ体幹が弱いんだろうなぁ~

 

 

 

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