それでもやめられないのがウェア購入。
私の場合、ウォームアップウェアが大好きなんですが
この時期マイナス気温になるもので
レッスンが進んでも脱げないこともあります。
脱いだとたん極寒だからね！
暖房付ければ？と思うかもしれませんが
集中暖房なので自分の意志ではスイッチオンができません。
そのかわり、真冬になれば逆に室内はポカポカです。
さて、前も言ったかもしれませんが
初心者さんこそ服を脱げ！
何のためにレオタードとタイツを履いているのか？
ブカブカパンツやシャツは指導の邪魔になるから
着ないほうがよいのですよ。
ウォームアップウェアはウォームアップのために着るので
終わったら私、脱げって話です。
でも別に初心者さんに限った話ではなく
上級だろうがなんだろうが学ぶ人の姿勢として
余計なものは身に着けるべきではないんだと
最近思いましてね…
自習のときでさえ
「目をごまかせるウェアは着るな」と言われたんです。
私的には「先生見てないし」好きなウェア着たい！
と思ってたんですが
かれこれ数年先生いないですからね！
（たまにロシア人が指導してくれますが・・・）
そういわれて思い付きでいつも履いてるスカート取り去ったら
激しくお尻が出てて自己嫌悪しました。
シフォンの透けているスカートでさえそれですよ。
見えていると思っていたものが実は見えていなかった。
上級者さんはテクニックと同時に「見る目」も養われているはずです。
これ違うな、もっとこうだな…と誰かを見て思うだけでなく
自分自身にも注意を出せるようになっているはず！です。
そうつまり、「先生注意してくれないな」じゃなくて
自分で注意できるようにならないとダメなのです。
ただ、スカートやトップスを着ていると
上手に見えるような気がしませんか？
それはウェアが体のラインをぼかしてくれるからですよね。
先生はその中を見透かせる？
そういう先生もいるかもしれませんが
大勢の生徒がいるのにそんな能力を使ってまで指導してくれる先生は少ないのでは？
これが大人バレエでバレエの根本に迫る注意が少ない理由ではないかと思います。
先生はバレエの特殊能力を使って生徒の身体の中の使い方を見ているわけではありません。
そこにある体のラインを見てどうあるべきかを教えてくれているはずです。
自分で修正する場合もそうですよね。見えなきゃ話になりません。
結局見えるものがすべてなのです。
・・・特殊能力ある先生もいるかもだけど・・
子どもの指導とか見ていると本当にそうだと思う。
ボディの１センチのズレも見逃さないような眼光ですからね…
学校では白づくめで同じレオタードや髪型、ヘアアクセまで揃えますが
こうすると先生が違う動きをしている子を見つけやすいそうです。
先生に教えてほしいなら薄着で。
それ以上に！！
自分の目もごまかしているという真実から目をそらしてはいけません！私！！
自習だから、けだるい感じで、着こんで気持ちよーーーく（自己陶酔）レッスンしているだけでは何も身につかない。
それしていいのは基礎的なところがもう出来上がっている人だけ。
立ち方からやり直している分際ではまだまだ着込めない。
でもでもやっぱりスカートは履いてみたいし
ニットやパンツも身につけたい。
だって、基礎的なことが出来上がるって…きっとすごく遠いから。
レオタイツ一丁じゃ自分のスタイルの悪さに泣いてしまうかもしれない・・・
学びたいけれど現実は受け止めきれない
楽しければいいとかやっぱり正しくありたいとか
意欲ある自分の姿を誇らしく思ったり哀れだと思ったり
なかなかマインドが安定しない。
これでもかなり吹っ切れたほうですが
レッスン着一つとっても揺れる揺れる・・・
どうすべきかわかっていても
そうしてどうなる？とか考えちゃうとなかなか実行に移せない～
とりあえず、暖房ついたら薄着で練習しよう。