バースカフェ ジャパン -4ページ目

バースカフェ ジャパン

お母さん、お父さん、未来のお母さん、お父さん、子どもたちが集まって、命の話をするお茶会の告知や報告、感じたことをシェア。

数日前、突然古市さんから連絡が入りました。

「今、草津にいるって?

 僕も行くから23日、チャリティーイベントできないかな?」

和田陽子さんの協力で

古市佳央さん(http://www.furuichiyoshio.com/)、浅野裕史さん(近江ミネラルウォーターサービスhttp://www.mineralwater.co.jp/)、竹炭職人キム(http://takarabako-takesumi.com/)とチャリティートークライブ&バースカフェを開くことができました。

参加費・募金をあわせて41,267円の寄付が集まりました。

半分を古市さんを通して「夢エール救援物資」を送るガソリン代に、
半額を「め組JAPAN滋賀支部」の物資運搬ガソリン代に充てさせて頂きました。


近江ミネラルウォーターサービスで

一時避難をさせて頂きながら

自分たちにできることをと

支援物資の仕分けや募金活動をしていた私たち。


そういえば、

震災が起きた直後の13日、

仲間が現地に向かうというので

その仲間に現地で使ってもらうお金を託そうと

街頭募金をしたことがありました。


何かしたい。

その想いだけでした。


道行く人も同じ思いだったんですね。

まだ街頭募金が色々な場所で行われる少し前のタイミングだったのでしょう。


道行く人が

募金箱に募金を入れて下さいながら

「あぁ自分にも何かできた。」

とほんの少し安堵したような

そんな表情を見えました。


誰かの役に立ちたい。


それは

純粋な

自然な

思いなのだと

感じました。


「ドリームハウス」http://yaplog.jp/dream-house/という子育て支援の家をやっている

新保真理子さんとご縁を頂いて

双子ちゃん、三つ子ちゃんを持つお母さんたちと一緒に作る

バースカフェをして来ました。

新保さんは、

子育て中、

お姉ちゃんを虐待してしまってたって。

ある日、いつものように、自分が怒りの中

お姉ちゃんに向かって行こうとしたら、

そこに恐怖におびえるお姉ちゃんを発見したって。

その時思ったって。


「このままでは、
 
 この子も

 私もダメになる。」


バースカフェの前日まり子さんが話してくれました。


「このままでは、

 この子も

 わたしも
 
 だめになる。」


心に響きました。

子どもを守る。

そうしたいなら

子どもを育てるお母さんを

守らなくちゃいけない。


子どもは

辛い。

でも

お母さんも

辛いんだよね。


子どもは

悲しい。


お母さんも

苦しくて

悲しくて

もがいてる。


まり子さんは、

自分を守るため、

子どもを守るため、

同じ気持ちのお母さんたちを

守るため

みんなの居場所作りを始めた。


それが

「ドリームハウス」。

そんな活動を10年以上されているんだ。


双子ちゃん、三つ子ちゃんを持つお母さんたちと

子どもたちのバースカフェ。

あるお母さんが

生まれたての二人の子を抱きながら

どうして

自分だけ

こんな大変なことになったんだろうって

途方に暮れてたって。

初めての子、

一人だって大変なのに


二人一緒じゃ

手はかかるし

お金はかかるしって。


まわりも喜んでくれなかったって。


そしたら旦那さんのお母さんが一言言ってくれたって。

「ふたごを産もうって思ったって

 産めるもんじゃない。

 それだけですごいことじゃないか。」


その言葉に勇気を貰ったって。

自分は特別なことをさせてもらってるんだって。

選ばれたんだって思ったって。

本当きっとそうだよね。


私たち一人一人が

子どもたちから選ばれてる。


あの時のお母さんの

自信に満ちたまっすぐなまなざしが

印象的でした。


大阪で毎月開かれている「感動塾」の


第62回講師として参加させていただきました。


感動塾http://kando.gakumu.com/index.php?FrontPage


「感動塾」は重藤悦男先生が2005年にてんつくマンに出会ったことをきっかけに


それから毎月講師を呼んでお話会を開くと決められ、


実際に5年間続けて来ていらっしゃる塾です。


それだけで


すごいな~~~~って感動します。


この塾には、講師の人と聞きに来て下さった人が同じ立場で


意見や経験を交流し合う時間が持たれています。


今回は、出産の話だったこともあり、その意見交流がまさに「バースカフェ」でした。


とても印象に残った一つのエピソードをお伝えします。


私の父と同じ年くらいの一人の男性が話して下さいました。


「わたしは、子どもと、妻を立て続けに亡くした経験があります。


出産という明るい話の中、


死という暗い話とお想いになるかもしれませんが


同じ命の話、聞いて下さい。


子と妻を亡くすまで


私は気が付いていませんでした。


自分が生かされているということを。


妻が死んで、


どうやって生きて行ったら良いのか、


途方に暮れている時、


妻が死ぬ5日前に書いていた日記を見たのです。


『この病気が治ったら、皆さんのお役に立ちたい。』


妻は志半ばで死んで行きました。


その志を私が受け継ごう。


そう決めて、大阪駅前のホームレスの方たちへの炊き出し、


寝袋配布発動を始めました。


私の人生を大きく変わりました。


子が亡くならなければ、きっと妻も病気にはならなかったでしょう。


妻が生きていれば、私は苦しみも知らず、


家族という枠の中の幸せを追い求めて、


その枠を超えたところにあるこのような幸せも知らなかったでしょう。


子と、妻が、私に、命をかけて、


みんなとともに生きることを教えてくれました。


そして最近、私と同じように、子どもさんと旦那さんを立て続けに亡くされた方に


お会いしました。


その方の話を聞いていると、


まるで妻が私に話しかけているように感じるのです。


『あぁ、妻だったら、きっと私にこう言うだろう。


 あぁ、妻はきっと今、こう感じているんだな。』



人は死んだら終わりじゃない。


人は死んだら終わりじゃないんだ。


今もこうして確実に生きていて


私に大切なことを伝え続けてくれるのです。」


涙を流しながら


ゆっくりと話をして下さいました。



彼の話に感動し、共感しました。


いのちは、死んだら終わりじゃない。


私たちの中に、


ずっと、ずっと、息づいてる。


その命に、気付き続けていたい。


今まで亡くなって云った命を


私が頂いて生きている。


そのことを忘れないで生きて行きたいです。


木村里恵

一人のお子さんを連れて


参加してくれたお母さんのお話です。


「見ていてもわかると思いますが


この子はひどく落ち着きがないんです。


主人は朝から晩まで仕事で


帰りも遅くて


この子の寝顔しか見てもらえない。


日中、この子と二人


部屋の中にいると


頭がおかしくなりそうになるときがあります。


朝から晩まで


この子がすることを後ろから追い掛け回して、


『あぁ、この子さえいなくなってくれれば、


私は解放されるのに・・・』


そう思ってしまうことがあるんです。


でも


今日から


もう一度


この子の命を大切に


この子と過ごしていこうと思います。」



涙を流しながら


そう話してくれました。



「この子さえいなくなってくれれば・・・」


そう感じてしまったことは


悪いことでしょうか?


そう感じてしまう親は


悪い親でしょうか?



親になるまでは


自分のことだけ考えて、


今日はどんな服を着ようか、


お化粧をしてかわいくして、


どこに出かけようか。


出会った男の子に優しくされて、


若いから仕方ないね、


かわいいかわいいと許されて、


私たちが


親になった途端


自分の時間がゼロになる。



子どもの落ち着きがないと


「親の愛情が足りてないからだ。」


と噂される。



みんな


みんな


精一杯やっている。



自分のことだけだって


ろくにできない


私たちが


必死になって


突然与えられた


親の役目を


いっこずつ


いっこずつ


もがきながら


乗り越えてる。



それが


悪い親のはずがない。



一時でもいいから


解放されたい。


そう思うのは


すごく自然なこと。



だからそんな自分を責めないで欲しい。



そして、


世の中の


全ての大人たちに言いたい。



子どもを見て、


親を判断しないで。



親が子どもの言動に


ほぼ全く口出ししない。


子どもは好き勝手やって周りの人の目に余る。


そんな状況を見ると


大人たちはこう思う。


「親が甘やかしてきたから


子どもがこんなふうになるんだ。」



でも、


みんなは


このお母さんが


どんな子育てを潜り抜けてきたのかを知らない。


どんな苦労を


悩みを


心の中に持っているのかを


想像しない。



もしかしたら


厳しく厳しく


決まった箱に子どもを入れようと育ててきて、


そのせいで


子どもの新しい芽をつぶしてしまったと


気が付いたのかも知れない。


今度は


「なるべく子どものやりたいことを尊重しよう。」


そう心に決めて、


口出ししたいのを


必死に堪えているのかもしれない。



そのお母さんの気持ちを


ひとつの


馬鹿みたいな


統計とか


世論的ま常識で


判断しないで欲しい。



親だって


親だって


ひよっこの子どもなんだ。



ただ、


助けて欲しい。


ただ、


手伝って欲しい。



お母さん、


もう自分のことを責めないでね。



もう誰も、


あなたのことを責めないから。



木村里恵



バースカフェに参加してくださった男性の方のお話です。


「ぼくには5人の子どもがいます。


でもぼくは


その誰とも血が繋がっていません。


3人は僕と同じ施設で暮らす子ども達です。


いつも僕に遊ぼうって寄って来ます。


あとの二人は


施設で働く友だちの子どもです。


その友だちが僕に


『この子達のお父さんに一緒になろう。』


って言ってくれました。


見ての通り、


僕は脳性麻痺者です。


この僕がこれから先結婚できるかはわかりません。


でもそんな僕にも


子どもが5人いる。


誰の子、とか、


そういうんじゃなくて、


みんなが


みんなの親になる。


みんなが


みんなの子どもになる。


そんな世界になった行ったら、


すてきだなぁって


思います。」



印象的だったのは、


彼が


すごく


すごく


嬉しそうに


話をしていたことです。


とても


とても


幸せそうな表情で


自分の5人の子どものことを


話してくれました。



そんな世界になったら良いな。


みんな必死に子育てしてる。


みんな助けが欲しい。


そして


力になりたいと思ってくれている人は


いる。


どんな形でも


いてくれるだけで


支えになることが


存在自体が


支えになることがたくさんある。



そんな世界にしていこう。



木村里恵