地球外少年少女:★★★★★
こんなアニメを待ってました!
近未来の宇宙ステーションと言う身近な舞台での事故でのサバイバル物って感じ。
少年少女がどうやって生き残りを図るのか、先の展開が楽しみです。
そして、なんといっても観光用と思える宇宙ステーションのデザインや内装が実用的で良い。
簡易型の宇宙服や手の甲に表示されるデバイス、人工知能のAI等の小道具がSFマインドをくすぐるね。
1年前にNetflixで配信された作品みたいなのですでに視聴済みの人もいるのだろうが、情報を遮断して楽しむことにしよう。
なお、小川一水のSF小説「天涯の砦」と言う作品が有って、ガチの宇宙サバイバル物。
宇宙ステーションの構造や機械類の工学知識を駆使してリアルに描いたハードSFです。
観光用の宇宙ステーションが事故で分解して、真空に放り出された人々の描写が生々しくて悪夢を見そうだったがw。
こっちの方の生き残りメンバーはメンヘラや殺人鬼みたいに精神的におかしいやつが居て邪魔なんだけど、そういうやつらでも救わねばならないってのが読んでてきつかったなw。
ポーション頼みで生き延びます!:★★★★★
最初は薬の知識で単純にチートする作品かと高を括っていたのだが、結構面白い作品だw。
可愛い系じゃ無くて釣り目の性格のきつそうな女の子が主人公ってのが良い。
そして、知識だけじゃ無くて、知恵と戦略を持って問題解決を図る展開でスカッとする。
さらに、自分のチート能力だけでは無くて、周りの人々の信頼を得て行ってみんなで幸せな国を築いていこうというコンセプトも良い。
現代世界で学んだ歴史等の知識を元に、侵略国に対しても国を豊かにする処方箋を与えて恩を売り近隣諸国との平和を築こうという考えも面白い。
ただ、本当に国を豊かにするのならば、彼女は自分の知識を生かせる様に人材育成の為の学校を作るべきだね。
ティアムーン帝国物語~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー~:★★★☆☆
こっちもようやっと面白くなっては来たけど、王女様があまり賢いんじゃないのが…。
断頭台の死刑を免れるために生き残りをかけて必死にやっちゃいるんだけど部下の勘違いで何とか危機を乗り越えているってのが面白さでもあり、つまらないところでもあるw。
まあ、題材はあれだけどギャグアニメとして観れば…。
前期のラス為(悲劇の元凶となる最強外道ラスボス女王は民の為に尽くします。)も同じ様な感じだったけど、こちらは女王様が優秀でパワー的にもチート過ぎて押しつけがましくてね…。
薬屋のひとりごと:★★★★☆
まあ、一種のチート物では有るけど、後宮内だけと舞台が狭いので飽きが来ないか心配だね。
ちょっと微妙な恋愛要素を絡めて来てるけど、これ以上進展させないのを望む。
葬送のフリーレン:★★★★☆
良いんだよ…。ただ、もの悲しくてね。おそらく再視聴はしないと思う。
良く分からんが、要するにフリーレンの同族が居なくて子孫が出来ないってのが一番の問題なんだろうけどね。
これの最たるものが「火の鳥 未来編」のマサトなんでね。不死になり、地球にただ一人生き残って使命を果たす話。
話し相手が欲しくて人造人間作ったりアンドロイドを何十体も作ってみたけどうまく行かず自暴自棄になって何度も自殺を図ったが死ねない、狂うことも出来ず辛い。
オーバーテイク!:★★★★☆
今期全く目立たないけど、カーレース自体がメインでは無く、チャランポランに見えるライバルや登場人物達の心の葛藤や人間関係の構築ってのが丁寧に描かれている。
当然ながら高校生の年代の主人公はまだ精神的にも成長途上で自分の目先の事しか分からないからムチャをするし失敗も多い。
普通のチートアニメは同世代の友人やライバル中心で進められるけど、 このアニメはレーシングチームのエンジニア、協賛企業、スポンサーと言った様々な人脈が描かれる。
いくらレーサーとしての資質が素晴らしくても世間知らず&唯我独尊では能力を発揮出来ずレベルアップ出来ないってのがリアルに良く描かれている。
まあ、「明日のジョー」とか昭和アニメ程のライバル関係とか暑苦しさは無くて少し物足りないけど。ビンタ張ったりのスポーツアニメなんかもう放送出来ないもんねw。