神々の山嶺(2022) | 何もかも忘れないブログ 

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もうそこまでだ〰 
失った信用を取り戻すには、まだまだ時間がかかるんだな~





実写版は観てません。

1000円で観れる特典の有効期限が切れそうなので急いで行ってきました。
直感的にこれだと思い、この映画を選びました。
7月28日(木)、思いのほか人が入っていました。年齢層はいつもより高めでした。

この後、あまりにも大きなことがプライベートで起こるんですが、悪い予感とともにマナーモードの着信音が気になり若干上の空で観ていた。

ハッキリ言ってこれは大人のアニメでした。
孤高のクライマーの名は、はぶ(羽生)ですよ。(良かった)
私は山登りは好きじゃないけどとりあえず、山岳ミステリーとでもいうべきか?登場人物が日本人で背景が日本の部分もありでした。
しかし製作サイドはフランスなんですよ。エンドロールを観るまでわかりませんが┅。

『一度山を知ってしまうと自分が生きていると実感できるのは登山であり、最後の最後までその使命に従うのだ』
これが答えなのか?
私にはわからない感覚です。

1924年、エベレストに初めて登頂したのはマロリーなのか?アーバインなのか?
彼らが持って行ったカメラがその真相を明らかにしてくれるのか?
70年後のカトマンドゥ、カメラマン記者の深町は行方不明とされていた伝説の登山家はぶの手にそのカメラが握られているのを確認した。
カメラを追うはずがしだいにはぶに惹き付けられていった。
「彼らはなぜ過酷な山に登るのか?」これに答えてもらうため、冬のエベレスト南西壁登頂にカメラマンとして同行が許された。

私は興味があまりないとはいえ、過酷な冬山の登頂シーンには思わず前のめりになり無意識に拳を何度も堅く握っていた。

途中、深町は高山病のため下山したが、はぶは登頂に成功していた。
しかし彼は二度と帰って来ることはなかった。

カメラに収めることができなかったため、成功の証拠はない。
だが、そんなことはどうでもいいじゃないかと思えてくる。
人の期待に応えるとか、競争じゃないんだよな。
自分の使命に従い、彼は最後の最後まで生を実感していたのだと思うから。

『自分の生き方、死に方は自分で決める』これができる人は良しとしなければならないんだろうな、たぶん┅。


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