ストーカー3日目の逆襲(2020) | 何もかも忘れないブログ 

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もうそこまでだ〰 
失った信用を取り戻すには、まだまだ時間がかかるんだな~

車を追い越しただけで理不尽な目に遭うという恐ろしい話だ。
ちょっと車の運転が怖くなったわ。
本タイトルは、「ALONE」ですが、なんかピンとこない。
「ストーカー」にはかわりないが、この人殺人鬼でしょ。

ジェシカは、夫が自殺してしまい精神的に酷く落ち込み鬱状態になってしまった。思い出が多すぎるこの場所を離れて実家に帰ることにした。
ボルボでコンテナを牽引し出発した。スマホのナビには目的地まであと4日と出ていた。
峠の坂道を走っていると前方にノロノロ運転のJEEPがいた。必然的に車間距離が短くなり追い越したが、その車がまた追い越し返してきた。それを2,3回繰り返しジェシカは反対車線のダンプと接触しそうになるが、間一髪でかわした。
すると今度はずっと後ろから煽られたため、彼女は怖くなってパーキングに入り、スタンドで給油をしていた。
既に辺りが暗くなってきていたため、近くのHOTELに宿泊することにした。
しかし、例のJEEPは先には行かず、舞い戻ってきていたのだった。給油している時からずっと離れたところで彼女を監視していた。
この時点ではまだジェシカはそのことに気付いていなかった。
〈1日目〉
①道
一夜明け、出発しようと車に乗り込むとあのJEEPの男サムが近づいてきた。
なんと「昨日、怖い目に遇わせてしまったのなら申し訳ない」と謝罪してきたのだ。ジェシカは、早く出発したかったので大人の対応でやり過ごそうとした。しかし根掘り葉掘りプライベートなことを聞いてくるので話半ばで出発してしまった。
するとサムがまた後を付いてきた。悪い予感がしたが、彼女をあっさりと追い越しスピードを出して遥か先に行ってしまった。
安堵したのもつかの間、前方にJEEPが道路を塞いでいた。サムが降りて近寄ってきたのでゾッとした。
骨折でもしているのか、右手を吊っていた。助けを求めてきたが、とても信用できない。
かわして車を走らせたが、ボルボが操縦不能となり道路の外の草むらに突っ込んでしまった。彼女が車外に出てcheckしてみるとコンテナのタイヤが刃物で切り裂かれたようになっていた。直感的にサムの仕業だと思った。
すかさず、サムが近寄ってきたので身の危険を感じ自分の車に戻ったジェシカだったが、バールで運転席のガラスを割られ殴られたあげく、麻酔薬を射たれてしまった。
〈2日目〉
②川
気がつくと山小屋の一室にいた。窓の外を見ると人が見えた。助けを求めたが、それはサムだった。絶望的だ❗そして監禁されていると理解した。
ドアには、カギがかかっていたが、隙間から様子を見ることができた。すると何やらケータイで話をしているようだ。聴いていると妻子があり子どもはまだ幼い娘のようだった。出張中でしばらくは帰れないと言っていた。良い夫良い父親を演じながら裏でこんなことをしているのか!誰かさんみたいだ❗
サムが、山小屋から離れた隙にカギをこじ開け、脱出に成功。裸足のまま走り出した。途中、足の裏に枝が刺さり負傷してしまった上にすぐに見つかってしまった。
崖に追い詰められ、流れの速い川に飛び込むしかない。彼女は飛び込み、流れに呑み込まれてしまった。
③雨
どれくらい流されたのか分からないが、岸にたどり着いた。
そして森の中をさ迷ううち、雨が降りだしていた。すると目の前に急に人が現れた。サムと間違え襲おうとしたが、違っていた。この初老の男性はロバートといって、猟師をしていた。ジェシカの様子を見てただ事ではないと察知したロバートは彼女を車に乗せた。これまでの経緯を聞かされこの森を早く出なければと車を走らせた。
しかし前方に大木が倒れていて先に進めなくなってしまった。動かそうにも動かせない。立ち往生しているうちにサムに探し出されてしまった。彼女の家族の振りをし近寄ってきては、まるでジェシカが精神疾患を患っているかのように話すサム。
拒絶するジェシカを見てロバートはサムが嘘をついていると思った。
ロバートはサムに猟銃を向けたが、逆に暴行され銃殺されてしまった。
その間にも彼女は逃走していたが、辺りは日も暮れ真っ暗になっていた。
④夜
声を潜め、音も出さず、動かないジェシカ。
しかし赤外線センサー付きの銃(いつの間に?何でそんなもん持ってる?プロの殺し屋か?今まで何人も殺してるだろ!)で肩を撃たれてしまった。
銃を差し出し決闘を申し出るサム。
彼女はそれでも動かない。
ここからサムが言葉巧みに誘きだそうと雄弁に語る(⚡👂⚡うるさい)
彼女の痛いところを突いてきた。
サムは、彼女の携帯もタブレットも没収し盗み見ていたので全てを知っていた。
「自殺をしようとする者は、助けを求めて叫んでいる。微かなシグナルを送っているものだ。心当たりがあるはず」それに気付かないお前が悪いとでも言いたげだ。
まあ、それを聞いたからと言って彼女の闘争本能に火がつくわけでもないと思うけど。
ジェシカはいつの間にか意識を失くしていたが、捕らわれてはいなかった。
〈3日目〉
⑤空き地
夜が明けた。
ジェシカは生きていた。
3日目の逆襲の始まりだ。
彼女は動き出した。ある一角にさしかかるとサムが車で現れ、ロバートの遺体を遺棄するため穴を掘り始めていた。遠目に見ていたジェシカは今がchanceとばかりにサムの車に乗り込み車を動かそうとしたが、カギがない。諦めてサムの携帯を手にし荷台部分に移動し隠れた。そのうち彼が帰ってきて運転をし始めた。そしてエンジン音に紛れて911に電話をし助けを求めた。大きな声が出せないから電源を入れたままにするのでGPSの位置情報で探って欲しいと伝えた。
しばらくするとサムは携帯が無くなっていることに気付くと同時にジェシカが乗り込んでいることを悟った。
彼女はバレたと感付き、先手を打ってバールで殴った。サムはアクセルを踏んで抵抗するが、空き地の前で車が横転してしまった。ジェシカは車から這い出し上を見上げると頭上に警察のヘリが飛んでいた。
遅れてサムも這い出したが、彼女は空き地に出てサムの奥さんに電話をして全てをぶちまけていた。怒り狂ったサムはナイフで襲いかかる。
ジェシカは馬乗りになられてしまったが、腕に噛みつきナイフを奪い取る。そして躊躇なく、サムを刺し殺したのだった。
この後、空き地にヘリは着陸しジェシカは助け出されるだろう。
しかし実家には当分帰れないであろうな。
とんでもない男に目をつけられてしまったもんだ。

サムの出張って?何の仕事だと言っていたんだろう?
快楽殺人か?金目的でもなさそうだし。
サイコパスなんだろうね。


END


昔、某関連で調べたんですよ。


まさにこれの典型的な人がいますね。
(私は、遺伝子レベルで無理です。察知してます。)