わたしの新年の書き初め「フロッグ」 | 何もかも忘れないブログ 

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もうそこまでだ〰 
失った信用を取り戻すには、まだまだ時間がかかるんだな~

 

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なんですか?みたらしだんごって? 

あまり好きじゃないんですけどね⁉️



さて、映画「フロッグ」について

日本にも「ミュージアム」という映画にカエル男がでていましたけど、まったく別の話です。こちらの方がマスクが不気味。

本題は「I SEE YOU」。この意味は最後に解ります。


これはこのカエルのマスクを被った殺人鬼の話と思いきや、違うのでした。

ホラーではない、サスペンスなんでしょうかね。


始めにある家庭で不可解な現象が起こり続けます。

 ①勝手にテレビが点いたり消えたりする

 ②銀食器がなくなる

 ③なくなっていたマグカップが屋根の上にあった

 ④窓の修理工の応対をいないはずの娘がしていた

 ⑤誰も操作してないのにアナログ版のレコードがかかった

 ⑥息子のベッドの下に見覚えのないカエルのマスクがあった

 ⑦マグカップが上から落ちてきて頭に当たり流血

 ⑧たいした怪我ではないのに幼馴染みが亡くなっていた

 ⑨家主が、記憶にない放尿を自室にしていた などなど


ここまではまるでポルダーガイスト現象のようなものを見せつけられホラー映画なのかと思っていたらすべてが起こるべくして起きていた現象であったと後で解るというオチだ。

そしてこの前フリの後、謎解きが始まる。



フロッグのプロ=フロッギングという意味を知れば解りやすいかもしれない。

たいそうな名前だけれど住居不法侵入ですよ。

カエルみたいにピョンピョン宿を転々とすることからフロッギングというようになったということです。

立派なこだわりがあることも驚きです。

⚫1箇所に5日以上居ない

⚫家主の邪魔はしない


ミンディとアレックはペアでフロッギングをしている。

対象は豪邸です。

そこには必ず客室があり開かずの間になっていることが多いからやりやすいのです。

アレックはドキュメンタリーと称してミンディの様子をビデオ撮影をしていた。

間借りした家の家主は、刑事のフレッグと診療カウンセラーのジャッギー夫婦。

そして息子のコナーの3人家族。

ちょうどその頃、ジャスティンという男の子が森の中をサイクリング中に行方不明となっていた。乗っていた自転車が発見され近くからワイヤーとグリーンのナイフが発見された。その後、少女も失踪し連続失踪事件として地域住民は不安な日々を過ごしていた。


この失踪事件の担当になったフレッグと同僚のスピッツは昔の事件を思い出していた。

小児性愛者のコール・ゴードンが6人の少年を殺害しグリーンのナイフと共に埋めたという事件だった。自宅からナイフの入ったトランクが見つかり、被害者の衣服も入っていたことが決定打となりコールは逮捕されていた。

しかし彼は現在服役中であるため、署内では模倣犯ではないかという声が上がっていた。(しかも今現在免罪を訴えている)


その事件では2人の少年が自力で脱走し助かっていたので洗い直すため所在がわかっているトミーの自宅にフレッグとスピッツは向かった。

しかし彼は外部との接触を断ち引きこもっていたのだ。

もう1人の所在は不明だった。


撮影係のアレックは、滞在が進むにつれ「家主を怖がらせないと意味がない。これはゲームだ」と思うようになりじわじわと存在を知らしめるようになっていった。

これにはなるほどという理由があるのだが、この時点では解らない。


後半になるとアレックの撮影したビデオから次々と驚愕の事実が判明する。


⑧以外はすべてアレックの仕業だった。(④はミンディ)

ひまわりのマグカップを屋根の上で灰皿代わりに使用していたアレックは下に落としてしまった。

それが来訪していたジャッギーの幼馴染みトッドの頭に当たり流血してしまう。

トッドがジャッギーに付きまとっていて夫と息子は二人に不倫疑惑を持っていた。そのため二人から家庭内で冷たく突き放され責められていた。

ジャッギーはコナーを学校に車で送ることになっていたため、帰ってから手当てをすると言い、トッドを地下室で休ませていた。

しかし帰ってくるとトッドは亡くなっていたのだった。


ミンディは度重なるアレックの奇行に愛想をつかして出て行こうとしていた。

彼女は地下室に荷物を取りに行っている時、トッド撲殺の犯行現場を見てしまった。

なんと犯人は刑事でこの家の家主グレッグであった。

嫉妬に狂ったわけではなく、隠していた都合の悪いものを危うく見つけられそうだったからだ。


グレッグは息子のコナーが殺したと思っている半狂乱のジャッギーをなだめ、遺体を遺棄しようと自分の車の荷台に都合の悪いもの(撲殺に使ったバットと重要証拠品入りのボストンバッグ)といっしょに乗せた。


直後、同僚のスピッツが車で迎えに来たためそのままにして署へ向かった。

そこで逃げる逃げないで言い争いになったアレックはミンディを突き飛ばしてしまい、彼女は気絶する。

アレックもいよいよヤバいと感じ、ミンディを同じ車の荷台に乗せて逃げようとするがキーがない。

そうこうしているうちにグレッグが舞い戻ってきてしまい、アレックは運転席を降りて隠れる。


そのままグレッグは車を運転して遺棄するために森の中へやって来た。

車中でミンディは意識を取り戻すと側には犯行に使ったバットとボストンバッグの中に入っているグリーンのユニフォームがあり感づいてしまう。

それは行方不明になっているジャスティンが着ていたものだったのだ。


穴を堀始めたグレッグの隙をみて逃げ出したミンディは911に電話をしたが、電波が途切れてしまう。現在地がまったくわからない彼女は森の中をさまよっていると前方に明かりのついたトレーラーハウス(誘拐された子どもたちは魔法の部屋と呼んでいる)を発見した。

中に入ってみると最近失踪した子どもたち2人が監禁されていた。

助けようとしたが後ろからグレッグに襲われ意識を失う。その時、グレッグはビデオの存在に気付き二人を殺さなくては自分が危ないと感じる。


ミンディを家に連れ帰って見せしめに射殺しアレックを誘き出す。

ここからは、アレックVSグレッグの闘いの様相となって行く。

フロッグのマスクを着けたアレックが背後から斧を振り上げ襲いかかるが、彼は反対に激しく暴行され瀕死の状態となり意識がなくなってしまった。

グレッグは正当防衛を画策し自分の身体を何度かナイフで刺していた。その隙に銃を奪ったアレックは、彼に銃口を向けていた。

そして彼は「おまえは、誘拐犯だ」といい放ち発砲。グレッグは亡くなった。

まさに「I SEE YOU」だ。

彼は幼い頃の記憶がはっきりとよみがえっていた。どの時点で確信したのか解らないが、室内に小児性愛者を匂わす仕掛けをしてじわじわ追い詰めていた。もはや復讐と化していたのだ。

それはそうだ!コール・ゴードン事件で脱出に成功した少年の所在が判らなくなっていたもう1人はアレックだったのだから。


線路を歩いていたトミーとアレックに声をかけ、誘拐したのはグレッグだった。

彼は小児性愛者であり刑事でもあるのだ。コールに罪を着せるなんて朝飯前だ。


相棒のスピッツがグレッグ邸に突入すると遺体を発見。側で銃を持っていたアレックに発砲し肩に命中した。


現場検証で次々と証拠品を発見しスピッツはグレッグが誘拐犯であることを悟った。

ジャッギーとコナーもまさか自分の家族が誘拐犯だとは思ってもいなかったであろう。

突然の死よりも犯人であったことの方が衝撃が大きそうだ。悲しむより唖然としていた。

小児性愛者は、見た目では判らないね。

グレッグは亭主関白で厳格な父親に見えていたものね。