昇殿参拝 | 心の鏡

心の鏡

天の霊妙不可思議な法則、神道について書いているブログ。心の鏡とは内在神を表し、神社のおみくじの神の教に「神様の御光が我が心の鏡に映るその時、凡ての心の曇り、心の闇は晴れゆきて、広き明き御恵みを授かる事が叶う」とあったところから命名しました。

今日は自分の誕生日も近いので、たまには正式参拝(もしくは昇殿参拝、祈祷、祈願)をして、今、生かされている事への神恩感謝をしたいと思い、東京大神宮に行って参りました。

今日は午の日だったので、お稲荷さんの縁日。のぼり旗が何本も立てられていました。

 

いつもだと拝殿前の行列に並んで、お賽銭箱の前で参拝するのですが、今日は行列には並ばず、祈祷申込書に必要事項を記入して受付に申し込みました。

出かける前に用意してきた、のし袋に入れた初穂料を納めると、番号札を渡され、控室の場所を知っているかどうかを聞かれたので、初めてだと答えると、境内の結婚式場・マツヤサロンの建物入って右に行って扉の奥と教えてもらい、その名刺大の番号札の裏側にマツヤサロンの建物の奥にある祈祷控室への案内図が書かれているとも教えてもらいました。

 

で、自動ドアを入ると、結婚式場と神殿らしい格式ある和風の内装でしたが、靴は履いたままで良かったです。

祈祷控室には、先にお一人座って待っていらっしゃいました。

 

入口に、「福徳円満」「東京大神宮」と朱色で印刷された文字の入った、首に掛ける紙製の祭礼服を簡略化したもので…何と言うものだったのか忘れましたが、それが置かれていたので、私もそれを首から掛けて待ちました。

伝統的な金屏風のある控室のテーブルにきれいな花があしらわれつつ、空気清浄機も置かれて、きちんと現代の状況にも対応していました。

 

時間になって、巫女さんの案内で控室を出て進むと、ご祈祷の前に廊下の突き当りにも手水舎があって、もう一人の巫女さんに柄杓で手に水を掛けていただきました。

 

それと昔ながらの建物の為、私は背が低いから平気だったんですが、今時の背丈の高い人だと、出入口や廊下など、鴨居っていうんでしたっけ、横の柱が割と低い位置にあって、気をつけないとぶつかりそうだと思いました。

 

廊下の途中で、枯山水のような素敵な坪庭も見る事が出来ました。

 

拝殿は結構天井高くて、見上げると、かなり上の方に神鏡がありました。

少し曇っていたので『み、磨いて差し上げたい。あの高さじゃ無理だけど』と心の中で思いました。

 

そして修祓やご祈祷をしていただき、それから巫女さん二人で舞を舞って下さり、斎主と別のもう一人の男性の神職が琴を奏でて下さいました。

 

玉串の捧げ方も、今時はあまりややこしく作法を教えて失敗しないように、ただ

「根元の方を御神前に向けて下さい」と言われ渡されたので、気が楽でした。

 

それと、最後のお神酒も今のご時世なので、器は小さなプラカップでした。

 

祈祷札と神饌を頂いたので、帰宅後、神棚の祈祷札を立てかけるスペースを考えて、他のお供えものなど一度おろして掃除し、配置しました。

神饌のお下がりは沢山入っていて、美心(びじん)の湯という桜の香りの神前でお祓いをした入浴剤も入っていました。

入浴剤は黒米エキスの保湿剤入りで、女性対象で各月、季節に合わせた色と香りなんですって。

お箸、御神水、板海苔、御神酒、鳴門金時のスイートポテトショコラ、玄米餅、二人静という和菓子、白抹茶、美心の湯(入浴剤)

 

今日は早速、御神水を飲んで、入浴剤を使わせていただきました。