《御神徳》宝石業の守護神 | 心の鏡

心の鏡

天の霊妙不可思議な法則、神道について書いているブログ。心の鏡とは内在神を表し、神社のおみくじの神の教に「神様の御光が我が心の鏡に映るその時、凡ての心の曇り、心の闇は晴れゆきて、広き明き御恵みを授かる事が叶う」とあったところから命名しました。

 

《御神徳》宝石業の守護神

 

玉祖命(櫛明玉命、櫛明玉神)

たまのおやのみこと(くしあかるたまのみこと、くしあかるたまのかみ)など、別称は他にも豊玉だとか羽明玉(はかるたま)だの色々あります。

 

天岩戸神話で引きこもってしまわれた天照大御神を誘い出す為に策を練って役割分担しながら活躍する神々の一柱で、

八尺瓊の五百筒御統(やさかにのいおつのみすまる)あるいは八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)と言われる事もある、

沢山の赤い球を繋げた首飾りのようなものを造ったそうです。

また、そののちの天孫降臨にも御伴しました。

玉造部(たまつくりべ)の祖神、玉造職人の守護神です。

 

御神徳は宝石業守護、細工技術向上、眼鏡やレンズ・カメラ業の守護とのことです。

 

古墳時代の遺跡からも勾玉や腕輪などが発掘されているのを見ると、元祖パワーストーンブレスレットの守護神だなぁと思います。

 

古来、勾玉など神霊が依り付く呪物を懐中に忍ばせておいたのが、のちに錦の小袋にお札が納められた懸守(かけまもり)などのお守りに変化していったそうです。