端午の節句 しょうぶ湯も邪気払い | 心の鏡

心の鏡

天の霊妙不可思議な法則、神道について書いているブログ。心の鏡とは内在神を表し、神社のおみくじの神の教に「神様の御光が我が心の鏡に映るその時、凡ての心の曇り、心の闇は晴れゆきて、広き明き御恵みを授かる事が叶う」とあったところから命名しました。

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端午の節句に菖蒲湯に入るのも邪気払い、厄払いの一種。
菖蒲の持つ強い香りが邪気を祓うと考えられていたんだって。
 
元々は古代中国発祥らしいですが、平安時代には宮中行事として端午の節会が行われたそうです。
そこでは菖蒲を身につけたり、菖蒲を丸く固めたものを飾ったりしたと言います。
鎌倉時代には武家社会で、「菖蒲」は「尚武」、「勝負」と同じ読みということから男の子が逞しく成長することを願いました。
 
柏餅については、この前テレビ番組の「チコちゃんに叱られる」で、農作業で忙しく働く女性が食べやすいように葉っぱで餅を包んだという説も聞きました。
柏の葉っぱは新芽が出るまで葉っぱが落ちない、つまり子孫が絶えない、縁起の良い葉っぱだったから用いられたとか。
でも関西の方は柏の木が育ちにくかったらしくて、ちまきが主流のようです。
 
ちまきは茅の葉っぱで餅をまいたところから、なまって「ちまき」となったとか。
これは中国の故事に由来して悪龍退散の意味があるという話ですね。
 
今の日本は年々、出生人口が減っていますが、
ちょうど出生率が減り始めた頃から、
子供の日に柏餅や粽だけでなく洋菓子の子供の日ケーキなども盛んになってきたのは、関係ないかもしれないけど、逆に考えると、それまでは全国的な邪気払い行事が功を奏していたのかも?