国譲りと天孫の天下り/天孫降臨章 第九段 一書(第八)正哉吾勝勝速日天忍穂耳尊が、 高皇産霊尊の娘の天万たく幡千幡姫を娶って妃とし、 天照国照彦火明命(あまてるくにてるひこほのあかりのみこと)を生まれました。 この神は尾張連(おわりのむらじ)等の先祖です。 次に天にぎ石国にぎ石天津彦火瓊瓊杵尊(あめにぎしくににぎしあまつひこほのににぎのみこと)を生まれました。 この神が大山祇神の娘の木花開耶姫命を娶って妃とし、 火酢芹命、次に彦火出見尊を生まれました。 という訳で、 これでやっと天孫降臨章が終わりました。