国譲りの抵抗と諏訪大社、出雲大社、佐那神社 | 心の鏡

心の鏡

天の霊妙不可思議な法則、神道について書いているブログ。心の鏡とは内在神を表し、神社のおみくじの神の教に「神様の御光が我が心の鏡に映るその時、凡ての心の曇り、心の闇は晴れゆきて、広き明き御恵みを授かる事が叶う」とあったところから命名しました。

これまで記してきた日本書紀の「国譲りと天孫降臨」の話とは別の、

古事記での展開では、鹿島神宮のご祭神である建御雷神(たけみかづちのかみ)が天孫に先立ち豊葦原瑞穂の国を平定しに天下って、

出雲の大国主神に国譲りを迫ったところ、息子たちに判断を委ねた。で、一人目の息子・八重事代主神(やえことしろぬしのかみ)は意外と素直に譲ったのですが、

もう一人の子・建御名方神(たけみなかたのかみ)が、

大石を手に現れ「力比べ」を提案したり、抵抗した。

それで建御雷神は、手を氷柱でできた剣の刃にして応戦、

建御名方神は恐れをなして退いたが、信濃の国の諏訪の湖まで追いつめられて、とうとう観念して命乞いをし、

「この土地より他の所には行かない」と表明して国譲りを承諾。

そこが諏訪大社となったとありました。

 

また、大国主神は国を譲る代わりに立派な宮殿を建ててもらった、これが今の出雲大社。

あとは瓊瓊杵尊に随行した思金神に対して天照大御神から

「おまえは神の朝廷(みかど)の政事(まつりごと)をしっかりと行いなさい」と命じていますね。

 

そして手力男神は、佐那那県(さなながた)伊勢の国多気郡の佐那神社に鎮座とか。

 

手力男神、戸隠神社が本拠地じゃないんだ・・・。

 

さらに猿田彦神の最後が何とも・・・。

魚をとっていて貝に手を挟まれ海に沈み溺れてしまったという。

 

ちょっと納得できなーい