北海道では巨大なヒグマ「OSO18」が駆除されたというニュースを見ました。
なんでも牛を66頭も襲ったヒグマだそうで、大正時代にあった人を襲ったヒグマの話を思い出してしまいました。
さて昨日の夕方、11月に行われる宮田村文化祭の出展者会議に出てきました。
これは昨年の会場の展示レイアウト図ですが今年も美里山倶楽部はこのくらいのスペースをもらえそうです。
話は変わって接着剤の話。
レイアウトやNゲージの車両を作ったり加工したりするときにどんな接着剤を使うかという話題です。
・木工用ボンド
最もレイアウトで使うことが多いのは木工用ボンドでしょう。
色は白くバラスト固定に使われることも多く、以前は美里山倶楽部も水で薄めた木工用ボンドをバラスト固定に使っていました。
また、スチレンボード板、スタイロなどの固定には程よい接着力と固まるまでの時間が少し長めなので修正も効いて使いやすいです。
木工用ですから木と木の接着は強力ですし、壁紙の修正にも使ったりします。
向かないのは金属や樹脂との接着ですがそれようには後で紹介する接着剤を使います。
・バラスト糊
バラスト固定には近年KATOが出したバラスト糊がお勧めです。
少々高いですけど接着力は申し分なく、またバラストに染み込みやすいのでバラストの型崩れがしにくいのが特徴。
かっちりとしたキレイなバラスト固定ができます。
また、川を作った時には小石の接着にも向きます。大岩になると粘性が足りなくて取れやすくなるので、木工用ボンドで一個一個メッチョリつけたほうがいいです。
剥がすにはアクリル系溶剤で剥がせます。
・プラモデル用接着剤
スチロール系樹脂にはプラモデル用を使います。
トルエンなどを主成分にしてそこにとろみを付けて乾燥時間を稼いで樹脂表面を溶かしてくっつけます。
このため溶けない樹脂例えばポリプロピレンなどは付きません。また紙や金属にも使えません。
はみ出すとにじみが出るので最近は瞬間接着剤に押され気味ですが、ゆっくり固まってくれるメリットは捨てがたい。
・ゴム系接着剤
模型では黄色より透明の方が断然使えます。
ごく少量で機関車のナンバープレートを付けたりする方も多いです。木工用とどちらがナンバープレートに向くかは個人の判断ですね。
上手く接着するには、塗ってからある程度表面をオープンにして溶剤を飛ばしてから付けると強力に接着できます。
・スーパーX(商品名)
金属系もある程度強力に付けたいとなるとスーパーXの出番です。
やはり塗ってから10分くらい置いて貼り合わせると強力に接着出来ます。
金属と木、金属と樹脂などにも使えるし水気にも強いのでレイアウトでも出番が多いです。
・ネジロック
ネジロックはその名の通りネジが緩まないようにするための接着剤で、プラ樹脂と金属の木ネジなど何度も取り外したりしている内にきっちり閉まらなくなったときなど緩みにくくなるので重宝します。
・瞬間接着剤
模型の瞬間接着剤は低白化タイプがおすすめです。
少し高いですが、接着周辺が白くなりにくいのでメリット大ですよ。
金属や湿気が絡むと瞬間的に付きます。
樹脂どうしでは、なかなか付きにくいので金属イオンなど触媒を使って固める方法もあります。
また、指どうしを付けてしまったり眼に入ったりすると目をつぶった瞬間に付いたりして危険です。
取り扱いはどの接着剤よりも注意が必要です。
美里山倶楽部はこの他にエポキシ系と言ってA液とB液を混ぜて固める接着剤や、アルミ専用接着剤なども使いますがレイアウトとなると使う頻度が少なくなるのでここでは割愛します。
車両ではエポキシ系は固まった後も盛った嵩が減りにくいのでパテのように使うこともああります。
今日も暑くなります
熱中症に注意しましょう
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