おはようございます。
宮田村の図書館に「みやさん」のしおりがありました。
小さいですが、これをレイアウトに飾っておきましょう。
さて、以前から組立式モジュールを接続するときに気になっていた点がありました。
それは、経験的に・・・
・Tomixのジョインナーは華奢だが電圧降下が起きにくい
・KATOは丈夫だが、何十回かで突然電圧降下が起きるときがある
という現象でした。
そこで「みや鉄」が落ち着いてきたので昨日簡単な調査を品質保証的に行いました。
結果は、「大差ない」という結論になりました。
以下試験経過です。
TomixとKATOの短い直線を用意。
いずれも実際に美里山倶楽部がモジュール接続用に使っている長さです。
試験方法は簡単。
試験前と試験後にレール抵抗値を計ります。
極端に大きな抵抗が出たら、何らかの不導通が生じ電圧降下が起きるということです。
●試験方法と結果
以下の方法で1,2は300回、3は100回繰り返して繋げたり外したりしてみました。
1.まっすぐ入れてまっすぐ外す
接続方法として推奨されるやり方ですが、KATOはかっちりハマっているので外しにくいのが難点。
試験結果(数値は抵抗値:Ω)
Tomix 初期値 0.11、0.12
300回後 0.08、0.09
中間測定時の最大値 0.12
KATO 初期値 0.08、0.08
300回後 0.08、0.08
中間測定時の最大値 0.09
ほとんど誤差レベルの変化しかありませんでした。
2.まっすぐ入れて斜めに外す
KATO、Tomixとも力の無い女性や、子供がやっている外し方。
ジョイントに横方法の力が加わりテコの原理で外しやすい。
抵抗値は「1」より不利な感じがする。
試験結果(数値は抵抗値:Ω)
Tomix 初期値 0.08、0.10
300回後 0.10、0.09
中間測定時の最大値 0.11
KATO 初期値 0.08、0.08
300回後 0.10、0.10
中間測定時の最大値 0.12
意外なことにこちらも変化はありませんでした。
3.まっすぐ入れて上下に外す
上に傾けて外したり・・・。反対に下向けて外したり・・・。
これはやっちゃいけない外し方ですが、ついモジュールではベニヤ板を傾けてやりがちですね。
試験結果(数値は抵抗値:Ω)
Tomix 初期値 0.10、0.10
100回後 0.10、0.10
中間測定時の最大値 0.13
KATO 初期値 0.10、0.09
100回後 0.17、0.30
中間測定時の最大値 0.33
KATOの方が若干暴れましたが、0.3Ωくらいなのでこれだけで電圧降下が起きるとは思えません。
まっすぐ入れて上下に外した試験後写真
Tomixはジョイントがぐらつく状態になりました、
それでもレールを繋いで電気を通す役割は失っていませんでした。
KATOはプラスチック部分と一体化しているので、見た目にはしっかりしているように見えました。
こうしてみると両社のジョイントはしぶとく電気を通すものだと思いました。
後半は指先が痛くなって上下外しは100回でギブアップ。
親指と人差し指が真っ赤です。
実際に電圧降下が起きるときはあるわけですから、今回の3モードとは違うやり方で発生しているのかもしれませんが、そこまで突き止められませんでした。
でも普通に扱っていればジョイントを過度に気にする必要は無いことがわかりましたので、これはこれで良かったかと思います。
「夏の夜店」まで
あと2日
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