「河原町鉄道」は美里山倶楽部のモジュールレイアウト部門の名称です。
1.農家の屋根仕上げから
一昨日屋根を麻紐で固めたところで終わりました。
昨日は前後面に麻紐を葺いた方の屋根を日本刀バサミではみ出た麻紐をカットして、妻面に麻紐を貼り付けます。
屋根4面とも麻紐で覆われた方は、仕上げに取りかかりました。
まず、大まかに日本刀バサミで余分な所を切り落とします。
それから、カッターで櫓が載る部分を丁寧にカットしていきました。
屋根を磨くというより荒らすために紙やすりは#120をチョイス。
麻紐は木工ボンドで付けているのであんまりゴシゴシ出来ません。特に切り口は剥がれやすそうだったので、順目だけでこすり上げました。
どうしても、くせ毛が残るので髪の毛用のカットバサミで最終仕上げをしてみました。
一軒目の農家に出来上がった屋根を被せて、棚田と温泉宿の遠景風景です。
これなかなか良さげに映っていますが、近撮影では茅葺きのアラが目立つので遠撮影にとどめましょう。
2.地面を張る
温泉宿の周囲はタタキ仕上げですが、その周りがまだスタイロなので地面との境に隙間が目立ちます。
地面用の材料は落ち葉です。
今年のはまだ無いので、昨年以前の十分乾燥したビワやその他落葉樹を集めていました。
これをIwataniのミルサーにかけて一気に粉砕します。
ミルサーはお茶っ葉などを粉茶にしたり、小魚を粉にしてダシを取ったりする台所用品ですね。
ザザっと砕きましたが、まだ少し大きいのが残っている。
更に30秒くらいかけて細かくしました。
まぁ大きさはお好みで自分で決められるのがいいです。
こういった滝周辺までの部分はいままでスタイロでしたので、違和感アリアリです。
温泉宿の前は、プラスターも混在していました。
そこに十分な木工用ボンドを塗ります。
結構な量を使うので、チューブタイプでは間に合いません。
ボトルタイプで思いっきり塗ります。
そしてミルサーで砕いた落ち葉というか腐葉土というか地面の元を貼り付けていきます。
もちろん、他の部分も地面色になっていきます。
レイアウト全体が一気に落ち着く感じになります。
スタイロまんまだった畑にも蒔いて置きましょう。
地面が乾けば草木が生え、
川に水が流れ、
人や車が集まってきます。
もう一息のところまで来ました。
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