おはようございます。
今日は美里山倶楽部としてはスクープ感満載の模型メーカーの話題です。
1.マイクロエースが天賞堂ブラスロコを委託販売
2002年に天賞堂がNゲージのブラスロコ(金属製蒸気機関車)を発売しました。もう20年も前の話。
C62 2 やC62 3などの特定機やC57、C59などを真鍮製で作り上げたmade in Japanの底力を見せつける鉄道模型でしたが、高価なことが災いしてまたバブルも崩壊してヒット商品にはなりませんでした。
2022年秋に、マイクロエースがベトナムでその繊細なモデルを天賞堂の委託を受けて生産販売するというのです。
ベトナム人は中国人よりも細やかなスキルを持っているので、ブラスモデルを作ることが出来るということです。
こんな重厚感溢れるブラスロコが身近な存在になるのでしょうか?
ベトナム生産ということもあって価格も60000円から70000円くらいに収まり、2002年の天賞堂が90000円前後していたのに比べ大幅なコストダウンが期待出来ます。
また、駆動系は20年の歳月を経ているのでマイクロエースの方でコアレス+フライホイール付きの最新仕様にするということなので走りも期待出来そう。
何よりDCCの基板が組み込み可能になるというのも天賞堂とタッグを組んだ効果というべきでしょう。
2.TomixがDCCに参入
外国メーカーのDCCコントローラーをOEMで販売するところから始めるようです。
同時にデコーダも販売するようですが、現時点モータ車はDCC対応出来ていませんので、今秋発売する車両から新モータとDCCの組み合わせで対応するようです。
現車両に関しては、キット形式で載せ替え可能な形を取るみたいですがまだハッキリとは分かりません。
それと弱点であった線路システムをDCCで使えるようにするために
「PREMIUM Track」という新システムを導入する事になりました。
従来の「Fine Track」と接続の互換性はありますが、ポイントシステムはFleischmannから技術を一部導入して大電流+交流に耐えるポイントシステムを作り上げるとのことです。
「Fine Track」のポイント群と同じようになるまでの多機種が揃うまでには少し時間がかかるようですが、目新しいのは、「PREMIUM Track」では単線でもカント付のカーブレールが発売されるためにカーブではカントが当たり前のレイアウトになってくるはずです。
3.グリーンマックスとポポンデッタが業務提携
中堅処の2メーカ、グリーンマックスとポポンデッタが、完成品車両の技術交流を軸とした業務提携を行うことになりました。
グリーンマックスのコアレスモータ車がグリーンマックスのイメージを一新させましたが、なかなかヒット商品が出てきません。
ポポンデッタも同様で、中堅メーカーはロット辺りの生産数が少ないのでどうしても割高になるのがネックになります。
そこで、グリーンマックスとポポンデッタは技術提携して互いに強い分野の車両を出していこうということになったようです。
モータ車、屋根上パーツ、カプラなども共通化してコストを抑えて購入年齢層も下げられるようにしていく方針を打ち出しました。
いやぁ~さすが年度初め、話題盛りだくさんですね
エイプリールフールとはいえ、資料作りに時間を要しました。
この中どれか一つでも実現してって思う美里山倶楽部です
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