美里山渓谷の設計変更が完了しました、と同時に全線が準接続完了。
本日はこのブログUP後から配線工事に入ります。配線時や今後の風景作りのために、高架や鉄橋部分の線路は完全な固定出来ませんが、走るのに必要な強度はあります。
また、勾配部分は20‰に抑えていますけど登らない部分が生じたら緩める措置が必要ですので橋脚も移動や高さの変更が出来るようにしています。
美里山鉄道は15両編成の電車でもオリジナルの動力車だけで運行させてモータ車の増強などはしない方針です。
また、機関車牽引列車も「カニ・隠れモータ車」などは作らないので(作る技術が無い)C62やEF58に頑張ってもらうしかないため、機関車も走りやすい環境を整えて上げる事が大事です。
逆に路面電車(今風にトラム)は2両や単コロで70‰まで登ることが分かってるのでキツい勾配もあって、本日の最後の動画ではその様子も見られます。
もう一度設計変更前の画像。
こちらが変更後の画像で、前回の速報と違ってちゃんとPC橋脚が付いています。PC橋脚のスパンと高さは今日以降まだ変わる可能性が大きいので固定はしていません。
位置と高さが決まるとPC橋脚の台座はしっかり固定。橋脚と上の高架橋を支える部品も瞬間接着剤で固定します。そうするとグラグラする感じが無くなってカッチリするので高架自体の安定感が増します。
でも高架を支える部品と高架部分は取り外せるようにしておかないとメンテナンスが大変ですよ。
新たに加わった 「美里山渓谷」駅の「南信州ビール」工場パート部分もラフスケッチ程度に作りました。
この部分は、会社線とトラムが乗り込んでくるので倉庫や工場の位置は今のうちに決めておく必要があるんです。
ラフなので倉庫はまだ部品を取り付けていないし、工場は紙で作った縄張りだけですが、これで十分レイアウト出来ます。
問題は、トラムが倉庫の上に被さるのでここの処理を考えて行く必要があること。お客さんに空中散歩をさせるわけにも行かないしね。
そうそう、不可能と思われていた会社線をローカル線に繋げることが出来ました。
ビール工場を出てグル~っと後ろへ回り込んで、狭い谷間を怪しげなS字カーブを伝って抜けます。
そしてなんとそこには「聖智台カール」から伸びてきたローカル線の直線部がありました。
めでたくポイントで分岐させることが出来たので、ビール工場の生ビールは「聖智台カール」に直送され、カールを散策した観光客の喉を潤すことがで来るようになったんです
これは、水平目線からビール工場を眺めたところ。
今回の設変(設計変更)部分の全体像。引上げ線が間に入るので高架の複線部分が離れて走る区間になります。中央本線の大月付近みたいですね。
E4MAXは毎日建築限界を調査しています。
最後にトラムの動画です。45秒なので見てね。
本線全体を走れるようにするまでに残された時間は「あと3日」
美里山鉄道レイアウト図
矢印は本日の撮影現場